バス乗務員バス乗務員

ご乗車ありがとうございます。

 

運転手運転手

北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。

 

神の子池

 

札弦の「道の駅パパスランドさっつる」から、

いよいよ「知床(ウトロ)」に向かうのですが、

もし行程(日程)のお時間に余裕の有る方は、

知床斜里町に向かう前に周りたい穴場スポット

も合わせて参考にしてみて下さい。

 

札弦の道の駅「パパスランドさっつる」から「オシンコシンの滝」までの見どころ

余談ですが、

斜里岳に登られる方は札弦の道の駅から、

また道道1115号線を道なりに進みます。

 

 

少し進むと信号機も何も無い

三角の交差点があって、

それを右折して道道857号線に出て道なりに進むと、

斜里岳の登山口のある「清岳荘」へと通じています。

 

 

 

 

 

 

少し脱線しましたが、

道道1115号線を進むと、

右手に三角屋根の焼酎工場が見えてきます。

 

バスガイドバスガイド

この辺りは人口4300人ほどの清里町で、

小麦やビート、

じゃがいもなどの畑作農業が盛んな町で、

焼酎工場ではじゃがいも焼酎を扱っていて、

地元の方の結婚式の式場にもなっています。

 

 

 

焼酎工場を過ぎると清里の街に入り、

5差路の信号機のある交差点にさしかかります。

 

 

道道1115号線は斜め左方向に左折して、

道なりに走ると、

クランクするような踏切を通過します。

 

 

そのままウインカーを点けずに

道なりにどんどん進むと、

斜里の街の入口の斜里新大橋のたもとの

信号の有る交差点に出るので、

今度は国道244号線へと右折して

斜里新大橋をわたります。

 

 

 

 

もし斜里の道の駅に行く場合は、

橋の方に右折せずに直進になります。

 

 

道の駅しゃり

 

 

ちなみに斜里新大橋の下を流れる川は斜里川で、

幻の魚、イトウが生息している数少ない川です。

 

斜里町

久しぶりに街らしい街を通るのですが、

道なりに進んで陸橋を渡った辺りは、

よくスピードの取締

している場所なので注意して下さい。

 

バスガイドバスガイド

斜里町は知床半島の玄関口にあたる町で、

人口1万2千人の町です。

 

バスガイドバスガイド

斜里町の斜里とは、

アイヌ語の「サル」または

「シャル」からきたもので、

あしの生えた湿原を意味しています。

 

斜里町では、

毎年7月下旬になると、

二日間にわたって、

しれとこ斜里ねぷた祭りが行われます。

 

 

斜里ねぷた祭り

 

 

これは友好都市、

青森県弘前市との文化交流の中から始まった

知床最大級のお祭りです。

 

 

 

 

国道334号線を進んで、

斜里の街の出口の

5差路を過ぎると左手に、

旭川トヨタの隣に

「ガーデンハウス藤園」があります。

 

バスガイドバスガイド

「ガーデンハウス藤園」は、

よく観光バスがお手洗い休憩や

昼食で立ち寄るお店です。

 

運転手運転手

斜里の道の駅が国道から

斜里の市街地の奥まで

行かなくてはならないのに対し、

この「ガーデンハウス藤園」

国道沿いにあるので、

時間短縮にもなり便利です。

 

斜里岳

また、斜里市街からでも

右手に見えるコニーデ型の綺麗な山は、

標高1.547メートルの斜里岳です。

 

 

アイヌの人たちからは「オンネヌプリ」、

意味は年老いた親なる山と呼んでいたようです。

 

 

斜里岳

 

バスガイドバスガイド

斜里岳は、

知床連山の一番南の山で、

日本百名山として知られ、

斜里ふじ、

オホーツク富士とも呼ばれる美しい山です。

 

以久科原生花園

斜里の市街地を抜けると直線道路が続きます。

 

 

市街地を抜けて少し進むと、

以久科原生花園の標識があります。

 

 

 

 

 

 

標識から左へと進むと海岸に砂丘が続き、

6月から9月頃にかけて

エゾスカシユリやエゾキスゲ、

ハマナスやセンダイハギなど

50種ほどの野生の草花が咲きます。

 

 

網走の小清水原生花園ほど

有名ではないので、

穴場的な名所となっています。

 

 

以久科原生花園の流氷

 

 

「以久科原生花園」は、

夏だけじゃなく、

冬の流氷の時期でも、

知床連山をバックに流氷が見られる景勝地で、

冬に訪れるのもお勧めです。

 

朱円小学校

また、そのまま直線を進むと、

小さな集落に入るのですが、

集落に入ってすぐ左手の小学校は朱円小学校です。

 

 

 

 

校庭には大正10年ころに、

防風林として149本の

エゾヤマザクラが

植えられたのが立派に育ち、

春には見事な桜並木になり、

地元の方たちの

お花見の名所になっています。

 

天に続く道

 

バスガイドバスガイド

まだまだ直線道路が続きますが、

前方右手のなだらかな山は、

標高1.419メートルの海別岳です。

 

 

 

直線道路の先は海別岳の麓まで続いており、

道なりに進むと国道は左手に曲がってしまいますが、

道路標識の海別山麓へと進めます。

 

 

 

 

直線道路をまっすぐ進めて

登り坂を登りきる手前の左手に展望台があります。

 

 

 

 

さらに登り坂を登りきると突き当りに

乗用車が6台ほど停められる駐車場があります。

 

 

 

 

駐車場から下を見下ろすと、

果てしなく続く直線道路を見渡せるようになっていて、

記念写真用のパネルまで設置されています。

 

 

 

 

最初は展望台も何も無い

ただの農道なうえに、

国道からも外れて

遠回りになってしまうため、

時間に余裕がある時に、

この道を知っている観光バスが、

お客さんに見せてあげる為に通るぐらいでした。

 

 

それがいつしか有名になってしまい、

「天に通じる径」とか

「天国への径」なんて呼ばれるようになり

今ではツアーバスの行程表にも

(天に続く道経由)なんて

書かれるようになりました。

 

 

この「天に続く道」は、

主にウトロの町から網走方面に向かう時に、

お客さんに見せる為に通ることが多いのですが、

 

 

途中からバスガイドさんはお客さんに

「まだ横を見ないで前だけ見ていて下さい」

と案内したりして、

直線道路へと曲がった時に

バスガイドさんが

「どうぞご覧下さい」と言った瞬間、

 

 

天に続く道

 

 

お客さんから「うわぁ~!」

歓声が上がることもよくあり、

そんな時は「この声が聞きたかったんだよ、

わざわざ回り道をして良かったぁ~」

と心の中でガッツポーズをとっています。

 

 

 

バスガイドバスガイド

海別岳はアイヌ語で「ウナプツヌプリ」

灰の山という意味で、

すぐ右隣の山は

標高890mのポンウナベツ岳です。

 

 

 

直線道路の終点を左折してまた

国道334号線に戻るのですが、

途中右手に見えるスキー場が峰浜スキー場で、

冬はオホーツク海を見下ろし、

流氷を眺めながらスキーを滑れます。

 

バスガイドバスガイド

また、国道への出口周辺は

斜里町の峰浜という地域で、

アイヌ語で「シュマトカリペツ」

と呼ばれていたところで、

’石のこちら側にある川’という意味で、

小さな橋があるのですが、

この川を堺にして斜里側が砂浜で、

ウトロ側が石浜になっております。

 

以前は斜里側の砂浜には

キャンプ場もあったのですが、

今は閉鎖されてしまったようです。

 

 

国道334号線を道なりに進んで行くと、

左手に海を眺めながらの海岸線になり、

ほどなく進むと右手にフェンスに囲まれた

「知床エゾシカファーム」があります。

 

バスガイドバスガイド

「知床エゾシカファーム」は以前、

牧草地でしたが、

追っ払っても追っ払っても

鹿が牧草地に侵入して牧草を食べてしまうので、

それを逆手にとって、

知床が世界自然遺産に登録された

2年後の2007年から

フェンスの一部をわざと開放して、

牧草地に鹿が入り込んで、

鹿が溜まってきたら

フェンスの入口を閉めて鹿を捕獲して育成し、

食肉加工に転換したそうです。

 

バスガイドバスガイド

この「知床エゾシカファーム」は、

斜里町の建設業を営む会社が

団体で国道の維持管理を行ってきたことから、

鹿と自動車との交通事故を少しでも減らし、

鹿肉を利用した新しい食文化を

作るために出来たそうです。

 

昔はウトロへと向かうこの辺りは、

道路への鹿の飛び出しが本当に多く、

いつもヒヤヒヤしながら通っていたのですが、

道路脇に金網のフェンスを

設置してから鹿が道路へ侵入することは、

かなり少なくなりました。

 

バスガイドバスガイド

また、鹿が山側から道路をまたいで

海側へ移動する鹿の通り道には、

エコロードと言う車が通る道路の

地下に動物専用のトンネルを作り、

鹿などの動物は、

そのトンネルを通って山側と海辺を

行き来できるようになっています。

 

運転手運転手

この「知床エゾシカファーム」の

フェンスの中には、

いつもエゾシカが居るので、

バスを徐行させて、

お客さんにエゾシカを

見てもらうのにも重宝しています。

 

遠音別川(オンネベツガワ)

エゾシカファームを過ぎると

遠音別川にさしかかるのですが、

この遠音別川には8月下旬から10月にかけて

鮭やマスが遡上する姿を間近で見られる川です。

 

 

 

 

乗用車では橋を渡ってすぐ右手に駐車場もあり、

観光バスの場合は奥に砂利ですが

空き地のような駐車場もあります。

 

 

 

 

バスを降りて見学する場所もあります。

 

 

 

 

遠音別川を過ぎると、

オシンコシンの滝の手前の右カーブの左手に、

海に突き出た細かくゴツゴツとした岩がそろばん岩で、

横臥柱状節理(おうがちゅうじょうせつり)です。

 

 

そろばん岩

 

 

そろばん岩の右カーブを過ぎると、

いよいよ右手には「オシンコシンの滝」に到着です。

 

 

 

オシンコシンの滝

オシンコシンの滝

(↑冬は凍ってしまいますが、ライトアップしていることもあります)

 

バスガイドバスガイド

「オシンコシンの滝」は

知床八景になっており、

高さ80メートルで平成2年に

「日本の滝百選」に選ばれており、

2本に分かれて流れ落ちていることから、

別名、双美の滝(そうびのたき)

とも呼ばれています。

 

バスガイドバスガイド

流れる川はチャラセナイ川で、

アイヌ語で水が散らばり落ちる川と言う意味です。

 

オシンコシンの滝

 

バスガイドバスガイド

オシンコシンとはアイヌ語で

「オシュンクウシイ」、

そこにエゾマツの生い茂るところ

と言う意味です。

 

ですが今はエゾマツは殆ど無く、

夏にはイタドリの葉が

駐車場までせり出してきます。

 

運転手運転手

ここの駐車場では観光バスの場合、

ところてん方式で、

「オシンコシンの滝」に近い方から

縦に順番に停めるのですが、

滝に近い方に停まっている

バスが出発して場所が空くと、

バスを滝に近い方に移動していきます。

 

 

バスガイドバスガイド

なので、

バスを降りて「オシンコシンの滝」を

見学している間に

バスは移動していることがあるので、

必ず自分の乗っているバスのナンバーと

バス会社の名前を覚えて下車観光して下さい。

 

昔は現在の道路は無く、

滝の上にホテルと道路があったので、

上から見下ろすかたちで見学していたのですが、

今は上を通る道は閉鎖されております。

 

 

またこの辺りの海岸でも

を見たことがあるので、

たまに海側などにも目をやってみて下さい。

 

 

ちなみに「オシンコシンの滝」の売店の

近くには「ノラ」と言う動きがゆっくりで、

いつ見かけても殆ど寝ている

看板猫?が居たのですが、

2010年にお亡くなりになったそうです。

 

 

 

 

オシンコシンの滝の売店の隣には、

総工費1億円のトイレがあるのですが、

普通に小ぢんまりとしたトイレで、

「どこにそんなにお金がかかっているのだろう?」

と思うようなトイレですが、

環境を配慮した水洗の排水の

浄化槽にお金がかかっているそうです。

 

「オシンコシンの滝」から「ウトロ温泉」までの見どころ

オシンコシン粗粒玄武岩柱状節理(そりゅうげんぶがんちゅうじょうせつり)

バスガイドバスガイド

オシンコシンの滝を出発すると

直ぐにオシンコシントンネルをくぐり、

トンネルを出てすぐ左手から

トンネルの出入り口の岩壁は玄武岩(げんぶがん)の

柱状節理が続いています。

 

横臥柱状節理

 

バスガイドバスガイド

この柱状節理は火山から噴き出した溶岩が

急激に冷やされて出来た割れ目のことで、

この辺りのものは

横臥柱状節理(おうがちゅうじょうせつり)と、

その節理に直角に交わる縞状で、

さざ波模様の珍しい岩などが見られ、

オシンコシン粗粒玄武岩柱状節理と言い、

北海道の天然記念物に指定されています。

 

弁財湾

弁財湾

 

バスガイドバスガイド

そして左手が

小さな湾になっているのですが、

これは「弁財湾」で

波の無い穏やかな時は透明度もあり、

別名「知床摩周」とも呼ばれています。

 

三段の滝

三段の滝

 

 

左手の弁財湾を過ぎると、

道路が直線になり小さな橋を渡るのですが、

その橋の右手にも歩行者用の小さな橋があり、

そのまま目線を上にやると、

滝が三段になって

流れ落ちているのが三段の滝です。

 

 

冬の三段の滝

 

バスガイドバスガイド

流れ落ちる川はオショコマナイ川で、

アイヌ語で、

「川尻が岩盤の上にある川」と言う意味です。

 

トッカリ岩

とっかり岩

 

 

三段の滝を過ぎ、

ゆるい右カーブ、左カーブと続きますが、

左手の海に目線をやると、

海の中に海面より少し高くて

平らな岩が見えてきますが、

トッカリ岩と言います。

 

バスガイドバスガイド

トッカリとはアイヌ語で

「アザラシ」のことで、

時々アザラシが

この岩の上で昼寝をしているので、

つけられたそうです。

 

親子岩

「トッカリ岩」を過ぎると、

右カーブになり、

弁財覆道が見えてきます。

 

 

弁財覆道

 

 

覆道の手前左手に

2つ並んだ岩が夫婦岩(めおといわ)で、

ゆっくり横を進んで行って、

ある角度になると、

2つの岩の間に小さな岩が見えます。

 

 

親子岩

 

 

この小さな岩が見えた所で

夫婦岩は親子岩に変わります

 

チャシコツ岬

チャシコツ岬

 

バスガイドバスガイド

親子岩を過ぎ、

弁財覆道をくぐり進むと、

左手前方に亀のような形の

岬が見えてきますが、

チャシコツ岬と言い、

アイヌ語で「砦のある岬」と言う意味で、

先住民族の石器や土器、

骨角器や銅器などが掘り出されています。

 

ウトロトンネル

 

 

地元では「カメ岩」と呼ばれ、

以前はカメ岩のお尻の部分に道路があり、

そこを通るとウトロの町が見えたのですが、

道も狭いうえに急カーブだったので、

今はウトロトンネルが掘られ、

道も真っ直ぐで

快適な道に切り替えられています。

 

ウトロ温泉

ウトロトンネルをくぐると、

いよいよウトロの街に到着です。

 

バスガイドバスガイド

ウトロは人口1.200人ほどの町で、

ウトロとはアイヌ語で「ウトゥルチクシ」

その間を我々が通る所という意味で、

昔は岩と岩との間を通らなければ

海辺に出られなかったようです。

 

ウトロトンネルを過ぎると

右手は山ですが左手にはペケレ湾です。

 

 

そして、トンネルを出たとたん、

民家や民宿、ガソリンスタンドなどが立ち並び、

ウトロの「道の駅シリエトク」

道の駅シリエトクの隣には、

「知床世界自然遺産センター」と続きます。

 

 

道の駅うとろシリエトク

 

 

ウトロの道の駅シリエトクには

主に海産物が販売されており、

軽食コーナーではエゾシカバーガーなどもあります。

 

 

道の駅うとろの軽食コーナー

 

知床世界自然遺産センター

知床世界遺産センター

 

バスガイドバスガイド

知床世界自然遺産センターは

2009年にオープンし、

中には知床の動物や自然についての紹介や、

レクチャールームでは

知床の自然を映像で楽しむことができます。

 

その他にはオジロワシやオオワシの

実際の重さのぬいぐるみや、

ヒグマの産まれたばかりの赤ちゃんや

3ヶ月のぬいぐるみもあります。

 

 

ここも「羅臼のビジターセンター」にもある、

熊のかぶりものと熊の手袋があり、

それをはめて記念に写真を撮ることもでき、

ヘルメットに鹿の角が付いてて、

鹿になりきる道具などもあります。

 

オロンコ岩

オロンコ岩

 

 

ウトロの道の駅や

「知床世界自然遺産センター」の後ろ手に

大きく見えている岩は「オロンコ岩」です。

 

バスガイドバスガイド

「オロンコ岩」は高さ60メートルで、

頂上にはシンパクや高山植物で覆われ、

知床八景の一つにも数えられています。

 

オロンコ岩1

 

 

昔、この岩の上にはオロッコ族が住んでいた所から

この名が付けられています。

 

 

オロンコ岩

 

 

オロンコ岩には約170段の階段が付いていて、

頂上にも登ることができるのですが、

階段の歩幅がバラバラで、

テンポよく登れないうえに、

けっこうな急斜面で、

普段運動をしていない方は

足がプルプルすると思います。

 

 

オロンコ岩の階段

 

 

オロンコ岩の近くには「ゴジラ岩」もあり、

ゴジラ岩から海岸の方に向かうとトンネルがあり、

そのトンネルを抜けるとウトロ港です。

 

 

ウトロのゴジラ岩

 

知床観光船おーろら

ウトロ港のおーろら号

 

 

「知床観光船おーろら」に乗船する方は、

トンネルをくぐる前に、

トンネル手前左に発券所があるので、

そこで乗船券を購入してから、

トンネルを抜けてウトロ港の

駐車場の駐車料金を支払い、

車を停めてからの乗船になります。

 

 

ウトロ港

 

 

ちなみに

「知床観光船おーろら」は、

冬は網走で

「流氷砕氷船おーろら」として

活躍しています。

 

 

知床観光船の料金

  • 秘境知床岬航路

(知床半島の先端まで行く航路)

大人6.500円、子供3.250円

  • カムイワッカの滝航路

(途中のカムイワッカの滝で折り返してくる航路)

大人3.100円、子供1.550円

 

 

そして、乗船券を購入した後は

ウトロ港に車を停めるのですが、

ここでも駐車料金が乗用車で

400円かかりますので、

その分も予算に入れておいて下さい。

 

 

ちなみに知床観光船の運行期間は、

4月28日~10月25日で毎日運行なのですが、

9月頃になると風が強い日が多くなり、

「知床観光船おーろら」の船底は

流氷を船の重みで割り進むタイプなので

平になっています。

 

 

それが強風で波が荒くなると

波の影響を受けやすいらしく、

強風の時は欠航になってしまうので、

秋よりは夏の方がオススメです。

 

 

また、

ウトロには「知床観光船おーろら」の

他にも観光船の業者が何社かあります。

 

「知床観光船おーろら」より

小型のクルーズ船なので、

海岸に熊などの動物を発見した時等は、

小型船なので、より海岸に寄せられて

動物や滝等をより近くに見られます。

 

 

ちなみに、じゃらんだと

個別に電話で問い合わせをしなくても、

一括で比較検討できて便利です。

 

ウトロ温泉

ウトロの町は、

平地に道の駅や「知床世界自然遺産センター」、

ウトロ港などの観光施設があり、

高台に観光バスのお客さんが

主に宿泊するホテルがあります。

 

 

「北こぶし知床ホテル&リゾート」は

平地にあるのですが、

「KIKI知床ナチュラルリゾート」

「知床第一ホテル」

「ホテル知床」は高台にあります。

 

 

「ウトロ」のホテルと宿泊プランの詳細をJTBで見てみる。 

 

運転手運転手

ウトロも温泉が出ている観光地なので、

夜はゆっくり温泉に浸かって疲れを癒して、

次の日も元気に観光しましょう。

 

まとめ

かなり長くなってしまいましたが、

「摩周湖」や「美幌峠」など、

もう行ったことがある場所はスルーして

次々と進まないと北海道は広くて、

とにかく移動時間がかかります。

 

 

ご自身がメインに見たい

景勝地を優先にして、

時間と相談しながら、

無理な行程を組んでしまうと、

景勝地でも気持ちが焦ってしまい、

せっかくの観光旅行を楽しめなくなってしまいます。

 

 

北海道は直線道路も多く、

知らぬ間に気がついたら

結構なスピードが出ていることもあります。

 

海別岳への直線道路

 

見通しの良い直線などには、

ちゃんとレーダーパトカーが隠れていたり、

大きくなったふきの葉の影に

上手にスピードの測定器を隠して

ネズミ捕りもよくやっています。

 

 

もしスピード違反などで

切符を切られてしまったら、

せっかくの楽しい旅行が

台無しになってしまいます。

 

運転手運転手

なので、

移動時間や景勝時間には余裕をもって、

無理な行程(日程)は組まないこと

強くオススメします。

 

夏の道東2泊3日シリーズは

全部で5記事で構成されていて、

 

「女満別空港」

「知床(ウトロ)」

「阿寒湖」

「釧路空港」

 

旅行日程になっています。

 

 

 

 

また、

北海道旅行の旅行日程を考えている方は、

北海道旅行の行程(スケジュール・日程)を作る時の注意点

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

 

網走・北見・紋別地方の

宿泊場所が気になる方は、

道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ

を参考にしてください。

 

 

北海道旅行をレンタカーで行くか、

ツアーバスで行くか迷っている方は、

北海道旅行はツアーバスとレンタカー、どっちがオススメ?

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

 

バス乗務員バス乗務員

ご乗車ありがとうございました。