ご乗車ありがとうございます。
北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。
夏の北海道旅行の計画を立てていて、
宿泊場所を「阿寒湖」と
知床の「ウトロ温泉」に決めたはいいけど、
どのルートで周ればいいんだろう?
- 北海道らしい大自然を家族で満喫したい。
- 最近、子供が親よりも友達と遊ぶことの方が多くなってきた方。
- 非日常の体験を通して、親子の共通の思い出を作りたい。
そんな方に向けて
北海道の大自然を体験するコースを、
観光バスの運転手目線で提案してみました。
「阿寒湖温泉」から「ウトロ温泉」までの間で
立ち寄ることができる体験場所で、
修学旅行などでお客さんを連れて行って、
お客さんからの評判の良かった体験を
織り交ぜての行程(スケジュール)を紹介します。
体験別にいくつか紹介しますので、
ぜひ、
家族の笑顔をイメージすることができる
体験を選んでみて下さい。
「阿寒湖温泉」から「ウトロ温泉」までの
旅行日程(スケジュール)になりますが、
「知床五湖」などのウトロ周辺の観光は
次の日に周るという前提で
コースを設定しています。
また、
「阿寒湖温泉」から
「知床(ウトロ)」以外への
観光ルートを考えている方は、
夏の北海道旅行で阿寒湖から次の観光地までのモデルコース12選や、
冬の北海道旅行で阿寒湖から次の観光地までのモデルコース12選で、
詳しく紹介していますので参考にしてみて下さい。
【阿寒湖~ウトロ】釧路川のカヌー体験と牛の乳しぼり体験のモデルコース
午前中に「釧路川のカヌー体験」と
「牧場体験」をして
昼からは「チョウザメの指パク体験」をしてから
北方領土の国後島を眺めながら
「ウトロ温泉」へと向かう
ドライブコースになっています。
阿寒湖温泉
~(1時間5分)~
屈斜路湖(川下り)
~(15分)~
渡辺体験牧場(乳搾り体験)
~(1時間15分)~
標津サーモン科学館
~(50分)~
羅臼
~(30 分)~
知床峠
~(30分)~
ウトロ温泉
移動距離は220㎞ほどで、
車での移動にかかる時間は
4時間25分ほど。
今回は観光バスの仕事をしていて、
修学旅行などの体験で立ち寄ったり、
バスツアーの行程に良く入っていて、
お客さんに評判の良かった体験を
厳選してご紹介しますので、
大人から子供まで楽しめて、
感動して頂けるコースだと思っています。
きっと、子供には貴重な体験に、
大人には、まるで心が洗われる、
心の洗濯になるような
体験になるのではないでしょうか。
景勝地・体験の所要時間の目安
屈斜路湖(川下り)
1時間40分
渡辺体験牧場(乳搾り体験)
40分
渡辺体験牧場(昼食)
50分
標津サーモン科学館
1時間15分
羅臼(道の駅かビジターセンター)
30分
知床峠
30分
景勝時間の合計は
5時間15分ほどになります。
朝7時40分に「阿寒湖温泉」を
出発した場合の旅行日程。
7:40
阿寒湖出発
8:45~10:35
屈斜路湖(川下り)
10:50~12:20
渡辺体験牧場(乳搾り体験)
昼食(ジンギスカン)
13:35~14:50
標津サーモン科学館
(チョウザメ指パク体験)
15:40~16:10
羅臼
(道の駅orビジターセンター)
16:40~17:10
知床峠
17:40
ウトロ温泉
1日の所要時間の合計は
10時間ほどになります。
屈斜路湖から釧路川のカヌー体験が
時間を押した時の為に、
「渡辺体験牧場」の時間を
長めに取っているので、
時間の誤差は
「渡辺体験牧場」で調整して下さい。
釧路川の始まりからのカヌー体験
釧路川のカヌー体験ができる業者は
何社かあるのですが、
体験時間を1時間30分に
限定すると4社ほどあり、
じゃらんで比較検討や
空き状況・口コミなどを見ながら予約ができます。
「阿寒湖温泉」を朝8時に出発した場合は、
カヌー乗り場の集合時間に間に合うプランは
- リバー&フィールド
- BLACK RIVER
の2社に絞られてしまいます。
ただ、
どのカヌー会社も
予約できる期間は限られているので、
旅行会社に大口で押さえられてしまいます。
その前に
仮でも予約を入れておいた方が安心です。
(2日前までキャンセル料は無料です)
各カヌー会社のプランから
予約画面に飛べるようになっていますので、
あなたの旅行プランに合う
体験コースを選んでみてください。
リバー&フィールド
プラン
集合時間
- 05:45
- 08:45
- 12:45
基本料金
- 大人(小学生以上)6.000円
- 幼児(幼稚園以下)3.000円
- 1名のみの場合大人(中学生以上)8.000円
体験時間
- 06:00 ~ 07:30
- 09:00 ~ 10:30
- 13:00 ~ 14:30
対象年齢
3歳以上
BLACK RIVER
プラン
集合時間
8時~12時の間でお客様の
ご都合に合わせます。
基本料金
2人~20人
- 大人(中学生以上)6.000円
- 小人(3歳~小学生)4.000円
(2歳児以下無料)
体験時間
1時間30分
対象年齢
3歳 ~100歳
体験時間が2時間なので、
30分ほど日程がズレてしまいますが、
流れのある川じゃなく、
穏やかな湖のコースもあります。
ジェイファクトリー
プラン
集合時間
- 06:00
- 06:30
- 09:00
- 13:00
基本料金
- 大人(中学生以上,2名様以上で参加):12.500円
- 子供(小学生以下・乳児を除く):6.500円
- 犬(ワンコ8㎏くらいまで):0円
大人2名様+小人1名迄の貸切
体験時間
- 06:00 ~ 08:00
- 06:30 ~ 08:30
- 09:00 ~ 11:00
- 13:00 ~ 15:30
対象年齢
3歳~85歳
8㎏くらいまでのワンちゃん
また、修学旅行の仕事で、
バスを降りる時はぜんぜんやる気もなくて、
ダラダラとダルそうにしていた生徒さん達も、
体験から帰ってくる時には「楽しかった!」と
生き生きしながら
バスに戻ってきますのでオススメです。
渡辺体験牧場でのコース別の体験内容と昼食
「渡辺体験牧場」と言っても
普通の酪農家さんではなく、
酪農体験のできる観光牧場と
言ったほうが分かりやすいでしょうか。
「渡辺体験牧場」も修学旅行などで
立ち寄ることの多い牧場で、
バスの中などでは
携帯ばかりいじっている生徒さんも、
見渡す限り人の姿も無く、
見えるものは広大すぎる
牧草地で草をはむ牛ぐらいなものです。
そんな非日常的な景色の中で
伸び伸びしている姿を見ると、
最近の子供たちにも
良い刺激になっているように思います。
体験には何種類かあり、
各体験で内容や所要時間が違うので、
興味のある内容と時間で、
あなたに合うコースを選んでみて下さい。
ただ、
「渡辺体験牧場」も修学旅行では
定番の体験牧場なので、
旅行会社に大口で押さえられてしまう前に、
早めに予約を入れておくことをオススメします。
もし旅行日程の日にちがズレたとしても、
体験の1日前の17時までにキャンセルすれば、
無料でキャンセルできます。
各プラン名からじゃらんの
予約ページに飛べるようになっています。
プラン | 体験内容 | 所要時間と料金 |
---|---|---|
乳搾り体験とトラクターで大草原周遊コース | 乳搾り体験学習、牛乳試飲、トラクター周遊、
エサやり体験 |
40分
1人 2.000円 |
乳搾り・バター・アイスクリーム作りコース | 乳搾り体験学習、牛乳試飲、トラクター周遊、
エサやり体験、バター作りやアイスクリーム作り体験 |
80分
1人 3.500円 |
雨天おすすめ。乳搾り・バター・アイスクリーム作りセット | 乳搾り体験学習、牛乳試飲、バター作り・アイスクリーム作り体験 | 40分
1人 2.700円(2名様以上でお申し込み) |
バター作りとトラクター、エサやりコース | バター作り、牛乳試飲、トラクターで草原周遊、牛さんへのエサやり体験 | 30分
1人 1.500円 |
ジンギスカンランチとアイスクリーム作り体験 | ジンギスカンの食事、アイスクリーム作り体験、アイスの試食 | 1時間30分
1人 2.680円(2名様からお申込み) |
乳しぼり体験とトラクター周遊 | 乳搾り体験学習、牛乳試飲、トラクターでの周遊 | 30分
1人 1.900円 |
また、「渡辺体験牧場」で昼食にジンギスカンを食べる方は1人前1.980円で、
予約ができます。
昼食をどうしようか迷っている方は、
せっかくの北海道旅行なので、
焼き肉店では味わえない北海道らしい景色の中で、
北海道らしい空気と開放感の中で、
ジンギスカンを食べてみてはいかがでしょうか。
「阿寒湖」「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
「標津サーモン科学館」については、
サケの水族館は千歳だけじゃない!標津サーモン科学館は道東観光の中継点
「ウトロ」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
【阿寒湖~ウトロ】屈斜路湖から釧路川のカヌー体験をメインにしたモデルコース
今回提案した旅行日程上、
いずれも1時間30分ほどの
ショートツアーに限定していますが、
「渡辺体験牧場」の
牛の乳しぼり体験に興味の無い方は、
乳しぼり体験を省略して、
カヌー体験を2時間~3時間の
ロングツアーにしても良いでしょう。
午前中の2~3時間ほどで体験できる釧路川源流部のカヌー体験コース
行程上、
午前中の2~3時間ぐらいのコースを
ピックアップしてみましたので、
あなたに合うプランを選んでみて下さい。
プラン名からアクティビティジャパンの
予約画面に飛べるようになっています。
リバーガイドカンパニー
Nanook(ナヌーク)
プラン
所要時間と料金
- 2~3時間
- 大人(2名様以上で参加)1人 10.000円
- 大人(1名様での参加)1人中学生以上 15.000円
- 子供(小学生以下)1人 5.000円
屈斜路湖の「川下り体験」をする集合場所は、
国道243号線と道道52号線の交差点付近が多く、
屈斜路湖から釧路川が流れ出ている「眺湖橋」付近や、
和琴半島の駐車場だったりと、
そのカヌー会社によってまちまちです。
所要時間は1時間から2時間ほどが多く、
中には1日1組限定で
6時間のコースを扱っている所もあります。
その他にもカヌーで和琴半島を1周したり、
和琴半島でカヌーの扱いに慣れてから釧路川へと向かう体験コースもあります。
ちなみに修学旅行の体験で一番多いのが、
何人かまとめて乗れるゴムボートをみんなで漕いで、
一つ下流にかかる美登里橋までの川下りコースが1番多いです。
弟子屈町で分かりやすい昼食場所3選
昼食のオススメは
バスツアーでも昼食場所に設定されていることもある
弟子屈町の「JR摩周駅」の近くの「お食事処ぽっぽ亭」の豚丼や
ラーメンなら「弟子屈ラーメン」
蕎麦なら「そば処福住」が評判が良いです。
どの食事場所も国道沿いだったり「JR摩周駅」の近くだったりと、
分かりやすい場所にありますので道に迷うことはないと思います。
阿寒湖温泉
~(1時間5分)~
屈斜路湖(川下り)
~(20分)~
弟子屈町(昼食)
~(1時間10分)~
標津サーモン科学館
~(50分)~
羅臼
~(30 分)~
知床峠
~(30分)~
ウトロ温泉
車での移動にかかる時間は
4時間25分ほどになります。
移動距離は220㎞ほど
景勝地・体験の所要時間の目安
屈斜路湖(川下り)
3時間
弟子屈町(昼食)
40分
標津サーモン科学館
1時間15分
道の駅 知床・らうす
30分
知床峠
30分
景勝時間の合計は
5時間55分ほどになります。
1日の所要時間は
10時間20分ほど。
朝8時に「阿寒湖温泉」を出発したら、
「ウトロ温泉」に着くのは
6時20分ほどになります。
「阿寒湖」「屈斜路湖」
周辺の景勝地については、
「標津サーモン科学館」については、
サケの水族館は千歳だけじゃない!標津サーモン科学館は道東観光の中継点
「ウトロ」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
【阿寒湖~ウトロ】半日牧場体験とジンギスカンの昼食のモデルコース
雪の無い4月~11月の限定になりますが、
摩周湖のふもとにある「渡辺体験牧場」で、
- 牛の乳しぼり体験
- 牛乳試飲
- トラクターバスで草原を周遊
- 牛のエサやり体験
- バター作り体験と試食
- アイスクリーム作りと試食
- 牛や酪農についての説明
- 牧草の刈り取りとエサやり
- 3年後に届く手紙を書く
- ジンギスカンの昼食
- 牛とのふれあい
盛りだくさんの体験ができる
所要時間は
朝9:30に受付で10:00から体験開始で、
昼食は12:30ごろになります。
- 料金は1名様 6,500円
- (2歳児以下無料)
※7月20日~8月31日、
12月1日~5月10日までの間は、
予約受付を受け付けていませんので、
お気をつけ下さい。
阿寒湖温泉
~(50分)~
渡辺体験牧場
(乳搾り体験・昼食)
~(1時間15分)~
標津サーモン科学館
~(55分)~
羅臼ビジターセンター
~(25 分)~
知床峠
~(30分)~
ウトロ温泉
車での移動にかかる時間は
3時間55分ほどになります。
走行距離は200㎞ほど。
渡辺体験牧場は牛の乳しぼり以外にも、
バターやアイスクリームを作る体験もできるので、
雨降りでも安心して体験できる牧場です。
また、
外では広い牧草地を
トラクターバスで周遊する体験も出来ます。
ちなみに牛の乳しぼりでは、
意外とお乳が生温かかったとか、
トラクターバスでは、
修学旅行生らは、
キャッキャ言いながら
トラクターバスに揺られてました。
景勝地・体験の所要時間の目安
渡辺体験牧場
(乳搾り体験・昼食)
4時間50分
標津サーモン科学館
(チョウザメ指パク体験)
1時間
羅臼ビジターセンター
30分
知床峠
30分
景勝時間の合計は
5時間45分ほどになります。
「摩周湖」のふもとの
広大すぎる牧草地にある「渡辺体験牧場」
きっと、悩み事なんかを
くよくよ悩んでいた事なんて、
ちっぽけに思えますよ。
8:30
阿寒湖温泉出発
9:20~13:10
渡辺体験牧場
(牧場体験とジンギスカンの昼食)
14:25~15:25
標津サーモン科学館
(チョウザメ指パク体験)
16:20~16:50
羅臼ビジターセンター
17:15~17:45
知床峠
(北方領土の国後島を眺める)
18:15
ウトロ温泉到着
1日の所要時間は
9時間45分ほどになります。
「阿寒湖」「屈斜路湖」
周辺の景勝地については、
「標津サーモン科学館」については、
サケの水族館は千歳だけじゃない!標津サーモン科学館は道東観光の中継点
「ウトロ」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
【阿寒湖~ウトロ】知床(羅臼)の海でクジラを観るモデルコース
ホエールウォッチングの期間は、
4月下旬~10月中旬の期間限定で
体験できるモデルコースになります。
阿寒湖
~(50分)~
道の駅摩周温泉
~(1時間10分)~
標津サーモン科学館
~(50分)~
道の駅 知床・らうす
~(5分)~
観光船受付窓口
~(5分)~
羅臼港
(ホエールウォッチング)
~(30分)~
知床峠
~(30分)~
ウトロ温泉
車での移動にかかる時間は
3時間55分ほどになります。
走行距離は190キロほど。
本当は「道の駅摩周温泉」から
「標津サーモン科学館」までの
1時間10分の間にトイレ休憩をかねて
「開陽台」に寄りたいところです。
ですが、
13時のホエールウォッチングに
間に合わせるには、
次の「標津サーモン科学館」の
見学時間を50分にしないと、
羅臼での昼食時間を確保できませんでした。
基本的に出航の時間が
13時だとすると、
30分前の12:30には
観光船の受付窓口に
行かなければなりません。
景勝地・体験の所要時間の目安
道の駅摩周温泉
(トイレ休憩)
10分
標津サーモン科学館
50分
道の駅 知床・らうす
(昼食)
35分
観光船受付窓口
20分
羅臼港
(ホエールウォッチング)
3時間5分
知床峠
30分
景勝時間の合計は
5時間30分ほどになります。
「阿寒湖温泉」を朝8時に出発して、
「羅臼」のホエールウォッチングの
観光船の出航時刻を13時に設定しています。
出航の30分前には
観光船の受付窓口に着くように
タイムスケジュールを組んでみました。
8:00
阿寒湖温泉出発
8:50~9:00
道の駅摩周温泉
10:10~11:00
標津サーモン科学館
11:50~12:25
道の駅 知床・らうす
12:30~12:50
観光船受付窓口
12:55~16:00
羅臼港
(ホエールウォッチング)
16:30~17:00
知床峠
17:30
ウトロ温泉到着
【阿寒湖~ウトロ】知床(羅臼)の
海でクジラを観るモデルコースの
1日の所要時間の合計は
9時間25分ほどになります。
実際には、
日にちや観光船の会社の
出航時刻に合わせて
出発時刻を逆算して決めて下さい。
今回はホエールウォッチングの
観光船の羅臼港の出航時刻を
13時に限定して行程
(スケジュール)を組んでみました。
そして羅臼には
ホエールウォッチングができる
観光船が何社かありますが、
3社に絞りました。
- 知床ネイチャークルーズ
- ゴジラ岩観光
- 知床・羅臼観光船はまなす
今回は予約サイトで簡単に予約できる
観光船に絞って紹介しておきますので、
あなたが組んだ行程(スケジュール)に合いそうな
観光船を選んでみて下さい。
知床ネイチャークルーズ
プラン
開催期間
4月下旬~10月中旬
出航時間
➀4月29日~5月6日、6月1日~8月31日
1便9:00 2便12:30 3便13:00 4便13:30
②5月7日~5月31日、9月1日~10月15日
1便9:00 2便13:00
料金
大人1人8.800円
小人(小学生)1人4.400円
未就学児1人0円
所要時間
2~3時間
ゴジラ岩観光
プラン
開催期間
4月25日~10月15日
出航時間
1便9:00 2便13:00
お盆時期(8/8~8/16)は以下3便で運行します。
1便8:30 2便11:30 3便14:30
料金
大人8,800円
小学生4,400円
6歳未満の幼児は無料
所要時間
約2時間30分
知床・羅臼観光船はまなす
プラン
開催期間
4月末~9月
出航時間
1便9:00頃 2便13:00
通常2便
料金
大人8,800円(中学生以上)
小学生4,400円
所要時間
約2時間30分~3時間程度
基本的に9時と13時の出航が多いようです。
料金は
大人1人8.800円(中学生以上)
小人1人4.400円(小学生)
6歳未満は無料なのは共通しています。
ただ、
観光バスのお客さんが入ると
1台に40人ほど乗ってくるので、
早めの予約をオススメします。
各観光船の受付窓口は
羅臼港とは別の場所にありますが、
「道の駅 知床・らうす」の近くなので、
道の駅で昼食をとった場合でも、
車は「道の駅 知床・らうす」の
駐車場に停めて歩いて行ける距離です。
「(有)知床ネイチャークルーズ」は、
「道の駅 知床・らうす」の
裏手の通り沿いにあります。
「ゴジラ岩観光(羅臼)」は、
「道の駅 知床・らうす」を取り過ぎて、
国道335号線沿いにあります。
「知床・羅臼観光船はまなす」は、
「道の駅 知床・らうす」の
大型バスの駐車場の近くにあります。
「羅臼」で観光船に乗る時の
オススメの旅行日程(スケジュール)は、
「標津サーモン科学館」から
「羅臼」の町に入ったら、
- 「道の駅 知床・らうす」で昼食とトイレ休憩、車は道の駅の駐車場に停めたままで、
- ホエールウォッチングの観光船の受付窓口のある会社まで徒歩で行き観光船の乗船手続き
- 車の停めてある道の駅の駐車場に戻り、車で観光船乗り場の羅臼港に行き観光船に乗船
という流れがオススメです。
「阿寒湖」「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
「標津サーモン科学館」については、
サケの水族館は千歳だけじゃない!標津サーモン科学館は道東観光の中継点
「ウトロ」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
「阿寒湖温泉」から「ウトロ温泉」までの道のり
どのコースでも基本ルートは
「阿寒湖温泉」
~
「弟子屈町周辺」
~
「標津サーモン科学館」
~
「羅臼」
~
「ウトロ温泉」
の順に進みます。
なので、区間ごとの注意点や
トイレ休憩を入れられる場所を
紹介しておきますので、
途中で急遽トイレに行きたくなった時に
お役立て下さい。
「阿寒湖温泉」から「道の駅摩周温泉」までの間のマイナーな景勝地
阿寒湖から「道の駅摩周温泉」までは、
国道241号線の阿寒横断道路で向かいますが、
途中には「ペンケトー」「パンケトー」の
二つの湖が見える「双湖台」や、
雄阿寒岳と雌阿寒岳が
二つ並んで見られる「双岳台」など、
普通では素通りしてしまう
マイナーな景勝地もあります。
また、
阿寒横断道路の急こう配な急カーブを下ると、
パトカーも多い場所なので
スピードの出し過ぎには十分注意して下さい。
「道の駅摩周温泉」には足湯もあり、
夏冬問わず賑わっている道の駅です。
「道の駅 摩周温泉」から「標津サーモン科学館」までのトイレ休憩に使える景勝地
「道の駅摩周温泉」から
「標津サーモン科学館」までは、
1時間10分ほどかかります。
途中のトイレが心配な方は、
渡辺体験牧場から50分ほど走った所に、
「開陽台」と言う景勝地があります。
「開陽台」は、
陸の地平線で地球の丸みを
感じられる330度の大パノラマ、
と言う謳い文句なので、
さぞかし高い山の景勝地かと思われますが、
実は標高は270mしかない山と言うよりは、
丘と言うか丘陵の高台にあるのが「開陽台」です。
とは言え、
渡辺体験牧場のある弟子屈町から
「標津サーモン科学館」までの
1時間15分ほどの道のりの
お手洗いを我慢できる方は、
この後の体験の時間が無くなるので、
無理に立ち寄らずに先を急ぐのも手ですので、
参考までに「開陽台」を紹介しました。
「標津サーモン科学館」でサメに指をがぶがぶされる忘れられない体験
「標津サーモン科学館」では、
今では幻の魚になってしまった
魚へんに鬼と書いて「イトウ」と読む、
大きな物では今でも1m以上にもなる
サケ科の魚「イトウ」。
キャビアの親の「チョウザメ」なども居て、
チョウザメに素手で餌をあげて
指をパクパクされるコーナーもあります。
何の説明も無しに指をパクパクされるのは
怖いかもしれませんが、
実はチョウザメと言っても
歯は無いので大丈夫なんです。
チョウザメの指パクは大丈夫ですが、
イトウの水槽には手を入れないで下さい。
自分は釣ったイトウの口から針を外そうとして、
イトウの歯で指をパックリ切ったことがあります。
ちなみに「標津サーモン科学館」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
標津サーモン科学館から羅臼港(ホエールウォッチング)
「標津サーモン科学館」から、
ホエールウォッチングの
船が停まっている羅臼港までは、
50分ほどかかります。
1時間もかからずに着くのですが、
もし途中でお手洗いを催してしまった時は、
「標津サーモン科学館」から
30分ほど羅臼に向かった所に、
「峯浜」と言う漁港があります。
その峯浜漁港に「峯浜港公園」が
国道335号線沿いに見えるので、
そこに24時間開いているお手洗いがあります。
実は羅臼と標津の間で
観光バスのお客さんがお手洗いを催した時に、
何度かお世話になっている公園のトイレです。
「峯浜港公園」まで来てしまえば、
ホエールウォッチングの
クルーズ船が停まっている
羅臼港までは20分ほどで着きます。
ちなみに、
ホエールウォッチングのクルーズ船にも
お手洗いは付いているのですが、
数も少なく、
おまけに揺れる船内のお手洗いでは落ち着きません。
なので、
いきなり羅臼港に行かずに、
必ず羅臼の町中にある
「道の駅 知床・らうす」に立ち寄って、
お手洗いを済ませておくことを強くオススメします。
また、
観光船などの時間が決まっている時は、
早めに現地の近くに入って
昼食などで時間調整する方が安心です。
遠い所から現地に向けて走っていると、
知らない道を走っているせいか、
本当に時間に間に合うのか
心配になってしまいます。
また、
羅臼港から出ているホエールウォッチングの
クルーズ船も何社かあります。
ここにクルーズ船の会社名と
電話番号を載せても良いのですが、
1件1件電話で問い合わせて
比較したりするのも手間だったりします。
なので、
じゃらんで、
羅臼のホエールウォッチングのクルーズ船の会社の
口コミや空き状況などの比較をして
予約をする方が効率的で
めんどくさくないと思います。
ちなみに、
晴れていて見通しが良ければ、
羅臼の町からでも北方領土の
国後島を肉眼で見ることができます。
↑写真では分かりづらいですが、
国後島で手を振っている人も確認することが・・・・
できそうな気持ちになるぐらい
鮮明に見えることもあります。
羅臼港からウトロ温泉
「羅臼港」からウトロの温泉街までは、
知床峠を越えて1時間ほどで着きます。
時間に余裕がある方は、
羅臼の町から「知床峠」に向かう途中に
「羅臼ビジターセンター」があり、
「羅臼ビジターセンター」の横には
「間欠泉」へと通じる道もあります。
ただ、
「間欠泉」は噴き出すおおよその時間が
決まっています。
ですが、
自分は何度か見に行ってみたけど、
いずれも不発で未だに噴き出す「間欠泉」を
見たことがありません。
↑写真は「知床峠」から見た羅臼岳で、
山の斜面をクマが歩いていたら
見つけられるのでは?
と思うほど大きく近くに見えます。
また、
「知床峠」からも北方領土の
「国後島」が見えることがあります。
「知床峠」については、
でも紹介していますので参考にしてみて下さい。
「知床峠」を越えると
いよいよ目的地の「ウトロ温泉」ですが、
「知床峠」から「ウトロ」の町までも
沢山の見どころがあります。
「羅臼」から「ウトロ」までの間の見どころについては、
また、「知床五胡」や「カムイワッカ湯の滝」などは次の日にして、
「ウトロ温泉」の見どころを知りたい方は、
「阿寒湖」「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
「標津サーモン科学館」については、
サケの水族館は千歳だけじゃない!標津サーモン科学館は道東観光の中継点
「ウトロ」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
まとめ
今回は修学旅行の仕事や、
ツアーバスで良く行く、
体験できる景勝地を紹介しましたが、
どの体験も子供に限らず、
大人にも楽しめると大変に好評です。
夏休みの子供連れ以外のご夫婦でも、
是非、北海道の自然に触れられる、
貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。
きっと普段からため込んでいる旦那さん
(奥さん)への不満も
北海道の綺麗な自然が
浄化してくれると思いますよ。
基本的に体験などの
アクティビティや施設の入場料は
予約をしておく方が安かったり、
いざ現地に着いてから頼もうと思っても
予約をしていないと
体験自体が出来なかったりします。
ただ、
いちいち現地の業者を個別に調べて連絡をして
空き状況を聞いたりというのは手間でめんどくさいです。
なので現地の体験業者を
取りまとめて扱っている
「アクティビティジャパン」などのサイトを使うと
各業者の体験の内容や金額に
空き状況まで分かるので、
比較もしやすく便利です。
「渡辺体験牧場」も修学旅行の仕事で
良く入る景勝地で、
牛の「乳しぼり体験」やバターや
アイスクリームを作ったり、
トラクターバスで広い牧草地を
周遊したりすることが出来ます。
じゃらんで各体験内容の所要時間を見ながら
プランを比較して予約しておくと、
いざ現地に行ってから体験できない!
なんてことを防げます。
屈斜路湖・釧路川源流の
カヌー体験をできる業者は5社ほどあり、
じゃらんだと一括で内容や金額、
子供が居ても安心なのか等を、
口コミを見ながら比較して予約ができます。
いずれも普段の日常では体験できない、
大自然の中での「川下り」や「乳搾り」や
「トラクターバスでの周遊」など、
子供には貴重な体験ですし、
大人にも普段の嫌なことやモヤモヤが忘れられ、
心が洗われるような体験になると思います。
ただ、
牛の乳しぼり体験も、
釧路川でのカヌー体験も
修学旅行の行程(スケジュール)に入るほど
人気な体験です。
北海道旅行の日にちが
決まっているのでしたら
早めに予約をして
体験業者を押さえておいた方が安心です。
また、「ウトロ温泉」の場合は
4月~9月は日の入りが18時前後なので、
「ウトロ温泉」の到着時間が合いそうでしたら、
お宿に入る前にウトロのキャンプ場にある
「夕陽台展望台」からの夕陽も見られます。
ウトロ温泉の日の入り時刻
4月・・・・・・・17:46
5月・・・・・・・18:23
6月・・・・・・・18:56
7月・・・・・・・19:06
8月・・・・・・・18:44
9月・・・・・・・17:56
ここまで、
阿寒湖から知床(ウトロ温泉)まで移動する時に、
どのルートを通って観光して周れば良いか
決めかねている方に向けて、
4つのコースを紹介してきました。
とにかく自分の足で北海道の自然を散策してみて周りたい方は、
【阿寒湖から知床(ウトロ)】までの夏の自然散策モデルコース4選
初めて北海道に来られる方には、
大抵、ツアーバスの行程入っている定番の
とにかく北海道らしい湖を眺めて触れて散策したい方には、
【阿寒湖から知床(ウトロ)】までの夏の湖めぐりモデルコース4選
子供連れで夏休みなどに北海道らしい体験をさせてあげたい方には、
【阿寒湖から知床(ウトロ)】までの夏の体験型モデルコース4選
と4つのコースを観光バスの運転手目線で
厳選して紹介しましたが、
参考になれば幸いです。
知床の「ウトロ」から次の日に
どの観光地(宿泊場所)へ向かおうか
決めかねている方は、
を参考にしてください。
知床の「ウトロ」から次の日は飛行機で帰るという方は、
【知床(ウトロ)から】最寄りの空港までの(夏の)モデルコース7選
を参考にしてください。
「阿寒湖温泉」から「知床(ウトロ)」以外の観光地への観光ルートも知りたい方は、
【阿寒湖から】次の観光地までの(冬の)モデルコース12選でも、
詳しく紹介していますので参考にしてみて下さい。
また、北海道旅行の旅行日程を考えている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
網走・北見・紋別地方の宿泊場所が気になる方は、
道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ
を参考にしてください。
北海道旅行をレンタカーで行くか、
ツアーバスで行くか迷っている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
本日もご乗車お疲れさまでした。