ご乗車ありがとうございます。
北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。
冬の北海道は夏とはまた違い、 見られる物や見える物が変わってきます。
特に流氷は2月の道東の オホーツク海でしか見られません。
また、長年バスの運転手をしていると、 旅行会社から渡される行程表を見て、 色々な事情で、 同じ所を行ったり来たりするような行程や、 周る順番に無理が有るような行程も数多くあり、 そんな行程を出来るだけ スムーズに周れるように組んでみました。
それに加えて、 通り道に寄れる景勝地なども加えたので、 全部周ると時間がキツくなってしまうので、 ご自身が興味のありそうな所を チョイスして廻ってみて下さい。
バスツアーを検討している方は、 このブログで景勝地などを紹介するので、 それを参考にして興味のあるものが 行程に入っているツアーに申し込むと良いでしょう。
また、 冬の北海道は朝晩は 氷点下20度まで下がることもあるので、 公衆トイレの水道も凍結してしまう為、 殆どの公衆トイレは冬の間は閉鎖してしまいます。
なので、冬のお手洗い休憩は 主に道の駅や景勝地の施設などになりますが、 冬でも開いている公衆トイレもありますので、 それも合わせて紹介していきます。
女満別空港
~(25分)~
網走監獄博物館
~(5分)~
オホーツク流氷館
~(10分)~
網走流氷観光砕氷船おーろら
~(20分)~
北浜駅
~(5分)~
濤沸湖水鳥湿地センター
~(15分)~
ほがじゃ小清水北陽工場
~(25分)~
道の駅しゃり
~(40分)~
オシンコシンの滝
~(15分)~
ウトロ
ウトロ温泉
~(5分)~
流氷ウォーク
~(5分)~
知床自然センター
~(5分)~
プユニ岬
~(5分)~
知床世界遺産センター
~(5分)~
道の駅うとろ・シリエトク
~根北峠経由(1時間30分)~
標津サーモン科学館
~(30分)~
道の駅おだいとう
~(1時間)~
道の駅スワン44ねむろ
~(25分)~
根室車石
~(15分)~
東根室駅
~(5分)~
明治公園
~(30分)~
納沙布岬
~(50分)~
根室市春国岱原生野鳥公園 ネイチャーセンター
~(1時間)~
厚岸道の駅コンキリエ
~(1時間30分)~
米町公園
~(10分)~
釧路
釧路
~(40分)~
鶴見台
~(10分)~
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
~(45分)~
恋問館道の駅
~(15分)~
たんちょう釧路空港
この行程(スケジュール)で
進めて解説していきます。
くどいようですが、 今回ご紹介する全ての行程(スケジュール)を 周ることは出来ないと思うので、 「ここに行ってみたい」と思われた 景勝地をピックアップして、 ご自身のオリジナルの行程(スケジュール)を 組み立てる時の参考にして頂けたら幸いです。
この記事は、
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(女満別空港~北浜駅編)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(北浜駅~ウトロ温泉)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース2日目(ウトロ~東根室駅)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース2日目(東根室駅~釧路)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース3日目(釧路~たんちょう釧路空港)
5記事で構成されています。
女満別空港からウトロ温泉までの道のりと見どころ
1日目は女満別空港から北海道入りして、
ウトロ温泉までのルートなのですが、
本州を朝の飛行機で出発したとしたら、
あまり移動距離は長くない方が良いので、
移動距離は100キロ程に抑えてあります。
また、 「博物館網走監獄」や「オホーツク流氷館」に 「ほがじゃ小清水北陽工場」は 夏でも見られる施設なので、 冬の観光をメインに考えている方は 行程に入れずに飛ばして、 流氷砕氷船おーろら号での 船の時間をメインに考えた方が良いです。
昼食は「流氷砕氷船おーろら」の 乗船場所にもなっている、 網走の道の駅「流氷街道網走」の 2階のキネマ館がオススメです。
ご当地グルメの「網走ザンギ丼」が食べられるのですが、 お昼時は混んでいることが多いので、 「博物館網走監獄」で食べられる監獄食もオススメです。
それでは女満別空港に着いてからの動きを、 バスツアーに申し込んだ方と、 レンタカーに申し込んだ方の、 それぞれの動きを説明します。
バスツアーをお申し込みの方の場合
バスツアーをお申し込みの方は、 添乗員さんとバスガイドさんが、 貴方が申し込んだツアータイトルの 書いてあるステッカーと、 申し込んだ旅行会社の旗を持って お出迎えしていますので、 ご自分のお荷物を手荷物受け取り所で 受け取ったら探してみて下さい。
バスツアーのお申し込みの方の人数が揃いましたら、 添乗員さん、バスガイドさんの誘導で駐車場のバスまで行き、 バスのトランクに荷物を預けてバスに乗車になります。
レンタカーをお申し込みの場合
レンタカーをお申し込みの方は、 女満別空港内に各レンタカー会社の 受付カウンターが有るので、 そこで受付を済ませます。
係員の誘導で駐車場まで行き、 送迎の車に乗りレンタカーの事務所で 手続きを済ませたらレンタカーで出発になります。
まず最初の景勝地の「博物館網走監獄」までは、 女満別空港からですと25分ほどかかります。
メルヘンの丘
女満別空港を出発したら、 網走方面へと向かうと女満別の市街に入り 国道39号線を進めて行くと、 女満別の道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」が右手にあり、 道の駅を過ぎると左手に 道の駅の名前にもなっている 「メルヘンの丘」があります。
お写真を取られる方は駐車帯もあるので、 そこに車を停めて写真を撮ることも出来ます。
ツアーバスの場合は、
たいていバスガイドさんが 「メルヘンの丘」の案内をマイクでするので、 その案内に合わせて運転手は バスは駐車帯に入れて徐行や停車をするので、 その時に写真を撮ることが出来ます。
「メルヘンの丘」は、 なだらかな丘の上にカラマツが 7本並んでいるだけなのですが、 89年に黒沢明監督の映画 「夢・ドリーム」のロケ地に使われ、 この映画の第4話の「カラスのいる風景」で、 主人公の寺尾聡(てらおあきら)さんと 「炎の画家・ゴッホ」が、 夢の中で対話しゴッホが死ぬ直前に描いた 「カラスのいる麦畑」の風景で撮影され、 300羽のカラスを集めるのが大変だったそうです。
「メルヘンの丘」を過ぎて 進めて行くと跨線橋を渡り、 呼人(よびと)の市街地に入りますが、 渡る跨線橋の左手には 金印ワサビオホーツク工場が見えます。
ちなみに冬は見られないのですが、 呼人の町の出口付近は水芭蕉の群生地になっています。
呼人探鳥遊歩道
毎年5月頃が見頃で、 左手の「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」の看板を過ぎて、 次のラブホテルの看板から左に 左折すると右手が水芭蕉の群生地です。
駐車場は群生地を過ぎて 右手のコンテナが目印の駐車スペースがあるので、 そこに車を停められます。
水芭蕉の群生地は湿地帯になっていますが、 「呼人探鳥遊歩道」と言う散策路が有り、 駐車場からも近くに散策路の 入口があるので安心して散策できます。
そして、 水芭蕉群生地の林を抜けると 左手が網走湖なのですが、 冬は網走湖も凍って その上に雪が積もって一面真っ白なので、 どこからが湖なのか分からなくなってしまいます。
網走湖
網走湖は面積34キロ平方メートル、 周囲は44キロメートルで南北に細長く、 水深は16メートルの浅い湖で、 昔は海だった海跡湖(かいせきこ)です。
冬は凍った湖面に穴を開けて ワカサギ釣りが出来るのですが、 湖の底の方に釣り糸を垂らしていると カワガレイが釣れることもあるので、 潮の満ち干きで海水が逆流しているのか、 海跡湖と言うのにも納得ができます。
網走湖のワカサギ釣り会場
網走湖のワカサギ釣りは 「ホテル網走湖荘」を過ぎて、 右カーブの手前の左手が釣り会場になっています。
網走市観光協会では
【手ぶらでワカサギ釣り】大人気!あばしり湖で冬の北海道を満喫!
というプランが用意されていて、
遊魚料は大人800円、小人400円で、
- 貸し竿:150円
- 仕掛け:250円
- 餌:200円
- 氷の穴あけ料:300円
- 貸し椅子:100円で、
とりあえず大人1人なら1.800円あれば
ワカサギ釣りは体験出来ます。
あったか網走
また、ワカサギ釣り場から少し進むと、
夏場は網走湖のキャンプ場が左手にあり、
冬になると「あったか網走」のイベント会場になり、
毎年1月下旬から3月上旬まで開催されており、
スノーモービルやバナナボートに、
長い氷の滑り台などもあり、
夜にはライトアップもされています。
※2020年現在では、もう開催していません。
また、
Connectripという体験会社でも
手ぶらでワカサギ釣りをするプランがあり、
こちらは屋根のある小屋の中で釣るので、
少々の悪天候でもワカサギ釣りを
楽しむことができます。
旅行中の親子での思い出づくりにも良いと思います。
子供へのサプライズにじゃらんで
予約しておくのも良いかもしれません。
釣れる時は、3時間ほどで 子供でもこんなに釣れることがあります。
博物館網走監獄
ワカサギ釣り会場を過ぎて国道39号線を進むと、 右手に天都山への入口があり、 踏切を渡って道なりに登り坂を進むと、 左カーブの途中の右手に 「博物館網走監獄」の入口ゲートがあります。
大抵はゲートをくぐって 右手の駐車場に車を停めるのですが、 観光バスの場合は駐車場の奥まで進むと、 上の駐車場に登る道があり、 ツアーバス等は上の売店の近くの 駐車場にバスを停めます。
乗用車の場合も下の駐車場に停めて 長い階段を登るよりも、 上の駐車場に停めた方が 階段を歩かなくてすみます。
また、ツアーバスの場合は駐車場に着いたら、 添乗員さんが団体チケットを買いに 先に走って行くので、 お客さんはバスガイドさんの 後に付いていく形になります。
「博物館網走監獄」は広い敷地に 網走刑務所庁舎や中央見張り所など、 見る建物が点在していて、 バスに戻る所で売店があるので、 集合時間には注意して売店をゆっくり見たい方は、 少し早めに切り上げて戻ってきた方が安心です。
開館時間
4月1日~7月31日 | 9:00~17:00 |
---|---|
8月1日~8月16日 | 9:00~18:00 |
8月17日~3月31日 | 9:00~17:00 |
入場料(税込み)
大人 | 1,100円 |
---|---|
大学・高校生 | 700円 |
小中学生 | 550円 |
団体割引 | 20名以上 2割引 |
福祉料金 | 550円 |
網走市民割引 | 2割引 |
インターネット割引券 | 10%割引 |
休館日
年中無休ですが入館は閉館時間の1時間前までです。
駐車場
無料
監獄食堂
営業時間
11:00~15:30/LO14:30
庁舎内喫茶コーナー
営業時間
9:00~18:00
ミュージアムショップ
営業時間
9:00~17:40
※インターネット割引券は
公式ページからプリントアウトして入場券売り場で提示するか、
スマホなどの画面での提示にも対応していて、
1枚で1グループ有効なので使わない手 はないですね。
「博物館網走監獄」については、
や、
網走監獄(博物館)へ飛行機・路線バス・レンタカー等のアクセス方法
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
オホーツク流氷館
「博物館網走監獄」から天都山へと 登り坂を幾つかカーブを交わしながら登って行くと、 頂上付近の左手に「オホーツク流氷館」があり、 5分程で到着になります。
- 開館時間
8:30~18:00 5月~10月
9:00~16:30 11月~4月
10:00~15:00 12月29日~1月5日
- 定休日
無休
入場料 | 通常 | 20名以上の団体 |
---|---|---|
大人 | 770円 | 610円 |
高校生 | 660円 | 520円 |
小・中学生 | 550円 | 440円 |
※天都山展望台は無料
- 駐車場
無料
- TEL
0152-43-5951
「オホーツク流氷館」でのオススメは、 1階売店にある「カフェ・ド・クリオネ」にある 「流氷ソフトクリーム」でキャラメル味のソフトクリームに 流氷に見立てた青い塩が振りかけられていて、 甘いソフトクリームを塩が引き締めてくれます。
「オホーツク流氷館」については、
夏の北海道で更に涼みたい人必見!夏なのに真冬を観光できる施設5選
で紹介していますので、そちらを参照して下さい。
オホーツク流氷館から網走の道の駅までのルートは2通り
網走の流氷砕氷船の乗り場は、 網走の道の駅「流氷街道網走」が 乗り場になっています。
普通、観光バスの場合は、 「オホーツク流氷館」から 網走の道の駅「流氷街道網走」まで行くのでしたら、 お客さんにバスの車窓から、 「網走刑務所」、「網走駅」、「永専寺」、 を見てもらいながら バスガイドさんが案内をするルートを通ります。
まず、 網走川の見える国道39号線まで来た道を戻って、 北上するとT字の信号の交差点があり、 それを右折して、 今現在の「網走刑務所」と刑務所へと通じる 「鏡橋」を左手に見せながら、 国道39号線を「網走駅」へと進めます。
「網走駅」を今度は右手に見せながら、 次は国道39号線から南6条通りへと進めて、 今度は「永専寺」を右手に見せてから、 網走の市役所の交差点を左折して、 網走の道の駅「流氷街道網走」へと行きます。
この「網走刑務所」「網走駅」 「永専寺」を案内しながら行く場合は、 網走の道の駅「流氷街道網走」まで 20分ほどかかるのですが、 「流氷砕氷船おーろら」の出発時間が 迫っていて時間に余裕の無い時は、 最短ルートで網走の道の駅 「流氷街道網走」に向かいます。
時間に余裕の無い場合は、
「オホーツク流氷館」からは登ってきた道とは 逆方向に網走市街地方面へと 下り坂を下って行くのですが、 途中から急勾配の急カーブが続くので、 慎重にゆっくり下って下さい。
下り坂を下りきると、 目の前が高架橋の線路が見える 信号の交差点になるので、 交差点を右折して道なりに市街地を進むと、
道路標識で
網走港0.6キロ↑
原生花園16キロ↑
つくし潮見→
の標識を左折です。
番地で言うと南8東4 の交差点を左折して真っ直ぐ行くと 道の駅「流氷街道網走」に 10分ほどで到着になります。
網走流氷観光砕氷船おーろら
網走の流氷砕氷船おーろらに乗るには、 網走の道の駅内のカウンターで受付をします。
遅くても15分前には受付を済ませて下さい。
1月20日から4月3日まで毎日運行していて、
個人(15名以下)の場合は
- 大人:3.500円
- 小学生:1.750円
団体(15名以上)の場合は
- 大人:3.150円
- 小学生:1.580円
船内は1階・2階・展望デッキに分かれていて、 1階の自由席の中央に売店もあり、 2階の中央にも売店があり、 売店の近くにはコーヒーラウンジなんかもあって、 前方が有料の特別席になっていて、 大人でも小学生でもプラス400円かかりますので、 有料の特別席と知らずに座ってしまうと 400円徴収になりますので気をつけて下さい。
また、一番上の展望デッキは船外、 つまり外ですので、 体が冷え切る前に船内に入って温まって下さい。
そして、肝心の流氷は2月なら 何時行っても見られる訳ではないうえに、 温暖化の影響で、 年々流氷の量も減ってきています。
専門家の話しでは、 あと何年~何十年もすれば、 流氷が見られなくなる時が来る とさえ言われているので、 流氷を見たい方は、 出来るだけ早めに北海道の道東、 オホーツク海側に見に来ることを 強くオススメします。
ちなみに流氷が無い場合は、 能取岬(のとろみさき)まで、 青い海を行って帰ってくるだけだったり、 流氷が多すぎても 外海に出られないことがありますので、 その場合は少し返金になる場合もあります。
船に乗っている時間は1時間ほどですので、 それを踏まえて昼食を船に乗る前に食べるのか、 船に乗った後に食べるのか 予定を立ててみてはいかがでしょう。
運行期間 1月9日~4月3日
料金
沖合航路(流氷あり) | 個人 | 団体
(15名以上) |
特別席 |
---|---|---|---|
大人 | 3,500円 | 3,150円 | +400円 |
小学生 | 1,750円 | 1,580円 | +400円 |
1月9日~1月19日までは大人2,700円 小人1,350円
時刻表
1月9日~
31日 |
2月1日~
2月28日 |
3月1日~
3月31日 |
4月 | |
---|---|---|---|---|
1便 | 9:00 | 9:30 | 9:30 | 11:30 |
2便 | 11:00 | 11:00 | 11:30 | 13:30 |
3便 | 13:00 | 12:30 | 13:30 | |
4便 | 15:00 | 14:00 | 15:30 | |
5便 | 15:30 |
サンセットクルーズ2月中旬~3月上旬まで運行予定
(金土日のみ運行16:30)
ちなみに【アクティビティジャパン】で予約をしておくと、
大人(中学生以上)・・3.500円→3.150円
小人(小学生)・・・・1.750円→1.580円
になるので、
大人2人・子供1人の家族だと870円も安く済みます。
網走の道の駅「流氷街道網走」
網走の道の駅の2階には キネマ館と言う食堂が入っていて、 網走のご当地グルメの 「網走ザンギ丼」が食べられます。
自分は知らなかったのですが、 「あばしりちゃんぽん」も 網走のご当地グルメになっていました。
「網走ザンギ丼」のザンギは 鳥のから揚げではなくて、 カラフトマスに衣を付けて揚げた物を ご飯の上に乗せた物です。
「網走ザンギ丼」は網走では 他のお店でも食べられる所はありますが、 キネマ館の「網走ザンギ丼」は ピリ辛のタレがかかった中華風で、 子供の頃に鮭やマスを食べ過ぎて 苦手な自分でも美味しく食べられました。
(仕事で行った時に乗務員用に出された物が
網走ザンギ丼で、それを食べただけですが)
- 開館時間
9:00~18:30 4月~9月
9:00~18:00 10月~3月
- 観光案内所
9:00~18:00
- 休館日
年末年始(12月31日~1月1日)
- レストラン
11:00~16:30
- 売店
9:00~18:30 4月~9月
9:00~18:00 10月~3月
- テイクアウトコーナー
10:00~17:30
- TEL
0152-67-5007
ちなみに網走の道の駅 「流氷街道網走」に行くと、 お客さんが流氷砕氷船おーろらに乗っている間に、 自分は道の駅の1階のフードコートの隣に 冬になると開店する「おやき屋」さんに行って、 あんとクリームの2種類の 「おーろら焼き」を買って食べています。
けっこうバスの乗務員の間では人気で、 冬に網走の道の駅に来ると、 ついつい買ってしまいます。
(写真のバックで流氷から顔を出している岩は帽子岩です)
北浜駅
網走の道の駅「流氷街道網走」から 「北浜駅」までは、 道の駅の前の道を斜里方面に海岸線を 左手に見ながら進めて行くと左手にあり、 20分ほどで到着になります。
北浜駅はオホーツク海との距離が 20メートルしかなく、 オホーツク海に一番近い駅として有名で、 高倉健さん主演の映画「網走番外地」や、 「みにくいアヒルの子」の ロケ地として使われました。
ちなみに「網走番外地」で 網走駅として使われた駅は、 網走方面に一駅戻った所にある 「藻琴駅」が網走駅として使われました。
北浜駅の中には、 窓以外の至る所に定期券や名刺などの他に、 北海道でお巡りさんに御用になった時の 青切符なんて物まで張ってあり、 停車場という食堂も入っていて、 駅の隣には流氷を眺める事ができる展望台もあります。
また、 以前は冬の期間限定で 「流氷ノロッコ号」も網走と斜里の間を運行していました。↓
ですが、 今はオリジナルカラーの 「流氷物語号」という汽車に変わってしまいましたが、 冬のバスツアーでは、 北浜駅と知床斜里駅の区間を海岸線を走る 「流氷物語号」に乗る行程が 入っているツアーもありますので、 ツアーを選ぶ時の選択肢に入れてみて下さい。
まとめ
ここまで1日目も長くなってしまったので後編の
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(北浜駅~ウトロ温泉)
へと続きます。
この記事は、
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(女満別空港~北浜駅編)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(北浜駅~ウトロ温泉)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース2日目(ウトロ~東根室駅)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース2日目(東根室駅~釧路)
冬の道東を2泊3日で観光するモデルコース3日目(釧路~たんちょう釧路空港)
5記事で構成されています。
「女満別空港」から「ウトロ」以外への観光地までの
モデルコースについては、
を参考にしてください。
「女満別空港」から「ウトロ」までの
季節別のモデルコースについては、
【女満別空港から知床(ウトロ)】までの北海道旅行1日目のモデルコース7選
を参考にしてください。
「網走」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
また、北海道旅行の旅行日程を考えている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
網走・北見・紋別地方の宿泊場所が気になる方は、
道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ
を参考にしてください。
北海道旅行をレンタカーで行くか、
ツアーバスで行くか迷っている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
ご乗車ありがとうございました。