バス乗務員バス乗務員

ご乗車ありがとうございます。

 

運転手運転手

北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。

 

北海道は9月に入ると朝晩は冷え込み、

日中との温度差が10度前後になると、

そろそろ山間部では木々の紅葉も始まる季節ですが、

ツアーのタイトルに紅葉と唱っているツアーなら

秋の企画のツアーだと思いますが、

申込もうとしているツアーが始まったのが

7月や8月の夏に開始したのでしたら、

少し注意が必要です。

 

 

9月の北海道は日の出は5時、日の入りは6時

なぜなら、

夏に始まったツアーの期間の終盤に申し込んでしまうと、

ツアーの行程の時間が、

日の長い夏の行程に合わせて組まれています。

 

 

夏の期間には問題なくこなせていた行程も、

日が短くなる初秋では、

最後の景勝地に着いた頃には薄暗くなっていたり、

その日に泊まる宿に着いた頃には

真っ暗になっている事がよくあります。

 

夕焼け雲

 

特に初秋では、

まだ夏の日の長さの感覚が抜けていないので、

辺りが暗くなっている中をバスに揺られていると、

凄く遅い時間までバスに揺られている感覚になります。

 

運転手運転手

本当はまだ6時ぐらいで、

それほど遅い時間ではないのに、

妙に疲れてしまったりして、

お宿に着く頃には

お客さんはグッタリしてしまいます。

 

夏ならお宿に着くのが6時で、

夕食が7時からなら普通で、

7月の北海道なら7時でも

天気が良ければ明るいのです。

 

プユニ岬の夕陽

 

バスガイドバスガイド

ですが、

9月に入ると6時にはもう暗くなるので、

真っ暗の中、バスに揺られていると、

お宿に着いた時には夏の感覚だと

8時ぐらいの感覚になってしまいます。

 

運転手運転手

この時期のお宿入りが6時を過ぎる行程だと、

降りていくお客さんのテンションは低いですね。

 

バスガイドバスガイド

とは言え、

バスツアーに申し込む時に、

そのツアーの行程を見ても

お宿に到着する時間は表示されていません。

 

運転手運転手

ですので、

申込もうとしている、

もしくは検討しているツアーが

開始した時期を

チェックしておいた方が良いと思います。

 

9月の北海道にオススメの服装

9月の北海道は作物の収穫が始まる時期でもあり、

日中と夜の気温差が有れば有る程に

作物の糖度が増す作物もあり、

気温差の有る無しで紅葉の綺麗さも変わってきます。

 

バスガイドバスガイド

札幌や函館などの道央・道南方面では、

日中の最高気温も

20度以上で平均気温も18度前後と、

まだ暖かいです。

 

運転手運転手

それ以外の道北・道東方面では、

日中の最高気温も20度を下回ってきて、

平均気温も16度前後となり、

朝晩は冷え込むと15度以下になります。

 

なので、

9月に北海道に来るのでしたら、

必ず長袖の上着は必要で、

朝晩に限らず山間部などの景勝地では

日中でも半袖では肌寒い場所もあります。

 

 

バスガイドバスガイド

9月にオススメの

上着は薄手でも風を通さないジャンパーなどが有れば、

旅行カバンに入れても

それほど場所も取らないし良いと思います。

 

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まとめ

ツアーの行程のズレ等は、

ある程度は添乗員さんが

行程の順番を入れ替えたり、

出発時間などを調整したりしてくれます。

 

 

バス運転手やバスガイドもルートや案内場所等

あれこれ考えて添乗員さんに提案したりと、

最善の方法を考えて

ツアーに参加してくれたお客さんに

笑顔で帰ってもらえるように試行錯誤します。

 

 

ただお客さんの服装に関してはお客さん自身で、

北海道の天気や気温もチェックしてみて下さい。

 

運転手運転手

9月でしたら、

それ程の大げさな装備は必要ないですが、

長袖の上着は持ってくることをオススメします。

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また、

北海道旅行の旅行日程を考えている方は、

北海道旅行の行程(スケジュール・日程)を作る時の注意点

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

 

北海道旅行をレンタカーで行くか、

ツアーバスで行くか迷っている方は、

北海道旅行はツアーバスとレンタカー、どっちがオススメ?

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

 

北海道旅行の計画をたてる時の参考にして頂けたら幸いです。

 

 

バス乗務員バス乗務員

本日もご乗車ありがとうございました。