ご乗車ありがとうございます。
北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。
レンタカーで北海道旅行を計画していて、
道東を周るのに「女満別空港」から入って、
初日は「川湯温泉」に泊まろうかと考えている方への、
行程(スケジュール)を観光バスの運転手目線で、
季節別、目的別のモデルコースを提案してみましたので参考にしてみて下さい。
「川湯温泉」は「阿寒湖畔温泉」のような活気は無いですが、
逆に言えば静かで、
北海道弁で言えば「あずましい」(静かで落ち着くと言う意味です)
観光地で、
温泉も基本的にどのお宿も「源泉かけ流し」で、
泉質も強酸性硫黄泉で、
湯舟のお湯では石けんも泡立ちません。
間違って口に飛沫が入ったら確かにしょっぱいですが、
個人的には道東では一番温泉らしい温泉だと思っていますし、
仕事で泊っても「あずましくて」お気に入りの観光地です。
女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
基本的に「女満別空港」からということは、
北海道旅行の初日で本州からの飛行機の時間にもよりますが、
「女満別空港」に着くのは昼頃と想定して行程(スケジュール)を組んでいます。
「女満別空港」から「川湯温泉」までは、
最短ルートで行くと67キロほどしかないので、
いくら半日しか無いとは言え、
まっすぐ行ってしまうと時間を余してしまいます。
また、「女満別空港」や「川湯温泉」周辺には沢山の景勝地があるので、
まっすぐ行ってしまうのは勿体ないです。
なので、自分の知りえるかぎりの提案をしますので、
是非、北海道の旅行計画の参考にしてみて下さい。
女満別空港から川湯温泉までの定番のモデルコース
女満別空港~(35分)~美幌峠~(30分)~砂湯(屈斜路湖)~(15分)~硫黄山~(30分)~摩周湖第一展望台~(30分)~川湯温泉
走行距離は110キロほどで、
車での移動にかかる時間は2時間20分ほどになります。
「女満別空港」から「美幌峠」までは、
比較的まっすぐな直線道路が多いのですが、
スピードが出やすい所には、
ちゃんとパトカーも隠れているので、
スピードの出し過ぎには注意して下さい。
「美幌峠」からは周囲52キロの、
北海道ではサロマ湖に次いで2番目に大きな湖の「屈斜路湖」が見えます。
屈斜路湖畔の「砂湯」は波打ち際の砂を手で掘るだけで、
温かい温泉が湧き出てくるので、
お子様連れの方はきっと夢中になって掘って楽しんでもらえると思います。
また、北海道の東側のオホーツク海は、
海水浴をするには海水の温度が低いので、
夏でも海水浴をする方はほとんどいません。
ですが「砂湯」では寒くなったら砂を掘って温まれるので、
オホーツク海の海水浴場より人気があります。
「硫黄山」へは、
一度「川湯温泉」を素通りして行きます。
駐車場から煙を噴き出している噴気孔の近くまでは、
足場はあまり良くないので気を付けて下さい。
「摩周湖第一展望台」は「摩周湖」の景勝地の中では一番賑わっている観光地で、
他には「摩周湖第三展望台」や摩周湖を挟んで反対側にも「裏摩周展望台」があります。
また、「硫黄山」から「摩周湖第一展望台」までは、
「川湯温泉駅」の入り口を過ぎてから左折して登り坂を登って行くのですが、
急カーブが多いので運転には注意して下さい。
ちなみに「硫黄山」と「摩周湖第一展望台」の駐車料金は共通で、
どちらか片方で駐車料金を払っていれば、
もう片方では駐車料金はかかりません。
各車両別の駐車料金は
- バイク・・・・・・200円
- 乗用車・・・・・・500円
- マイクロバス・・1.000円
- 大型バス・・・・2.000円
になり、
しかも2日間有効なので、
次の日にもう片方に行く予定がある方は、
半券を失くさずに取っておいてください。
「摩周湖第一展望台」から「川湯温泉」までは、
来た道を戻っても、
弟子屈側に下っても同じ30分ほどで到着になります。
観光バスの場合は同じ道を折り返すより、
お客さんに違う景色を見てもらう為に
弟子屈側に下っていくルートを進めることが多いです。
長い直線の下り坂の途中から
右側の赤い小さなサイロを目印に
「渡辺体験牧場」の方へ右折して、
「渡辺体験牧場」の前を通って
「釧網本線」をまたいで国道391号線に出た方が、
「弟子屈町」まで下り坂を下りきるよりは
早く「川湯温泉」に着くでしょう。
「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
GWの女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
北海道のゴールデンウィークは、
ようやく平地では雪が溶けて、
冬のスタットレスタイヤから
夏タイヤに交換しようかというタイミングです。
それでもゴールデンウィークに遠出をする方は、
まだスタットレスタイヤを履いている方もいるぐらいの季節です。
なので、原生花園などの花の時期には早く、
まだ「クロユリ」ぐらいしか咲いていません。
ですが、水芭蕉にはちょうど良い時期で、
網走湖の近くの「呼人探鳥遊歩道」では、
毎年広い範囲で水芭蕉の群生地となっています。
女満別空港~(15分)~オホーツクシマリス公園~(10分)~呼人探鳥遊歩道~(10分)~博物館網走監獄~(5分)~オホーツク流氷館~(50分)~美幌峠~(30分)~砂湯(屈斜路湖)~(10分)~川湯温泉
走行距離は105キロほどで、
車での移動にかかる時間は2時間10分ほどになります。
距離と時間的には半日でも周れそうですが、
ちょっと行程(スケジュール)を詰め過ぎた感があるので、
興味のある景勝地を選んでオリジナルの
行程(スケジュール)に組みなおしてみて下さい。
「オホーツクシマリス公園」は、
賑やかな観光地と言うよりは、
静かな時間をシマリスと戯れて気持ちが癒されるという感じで、
人に慣れているシマリスが手のひらからエサを取って食べてくれます。
「呼人探鳥遊歩道」は呼人の町を抜ける直前のラブホテルの近くにあります。
近くに砂利ですが駐車場があるので、
そちらに車を停められますので、
観光バスなども立ち寄る景勝地で、
道も狭いので路上駐車はお控え下さい。
「博物館網走監獄」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
また、「博物館網走監獄」へのアクセスなどは、
網走監獄(博物館)へ飛行機・路線バス・レンタカー等のアクセス方法
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
「オホーツク流氷館」は毎年新しい流氷に
入れ替えて館内で展示していますが、
有料の方の施設になります。
屋上の展望台や売店などは無料なので、
流氷にそれほど興味の無い方は、
天気が良ければ屋上の展望台に行ってください。
オホーツク海と知床半島に連なる、
知床連山を見るのに良いと思います。
また、「オホーツク流氷館」の売店には
「流氷ソフトクリーム」があり、
流氷に見立てた青い塩がふりかけらていて、
ソフトクリームの甘さと青い塩のしょっぱさが、
何ともくせになる味です。
仕事で「オホーツク流氷館」に行くと、
ついトイレを借りに行ったついでに食べてしまいます。
「オホーツク流氷館」については、
夏の北海道で更に涼みたい人必見!夏なのに真冬を観光できる施設5選
を参考にしてください。
「美幌峠」は天下の絶景と言われるだけあって、
晴れていて見通しが良ければ
本当に絶景なのですが、
「美幌峠」も「摩周湖」と同じで、
春から夏の間は霧がかかることが多い場所になります。
また、展望台までの途中には、
美空ひばりさんの歌碑も建てられていて、
近づくと歌も流れます。
「網走」周辺の景勝地については、
「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
春の芝桜や自然のお花畑を散策する女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
北海道の道東はゴールデンウィークが終わってから、
ようやく花の時期に入るので、
必然的に自然散策がメインの
モデルコースになってしまいました。
- 東藻琴の芝桜公園・・・・・5月下旬~6月上旬
- 天都山のエゾヤマザクラ・・5月中旬
- 和琴半島のエゾヤマザクラ・5月中旬
- 川湯つつじヶ原イソつつじ・6月
- 小清水原生花園・・・・・・6月~8月下旬
それぞれの時期や目的に合わせて、
オリジナルの行程(スケジュール)を組んでみて下さい。
女満別空港~(35分)~小清水原生花園~(35分)~東藻琴の芝桜公園~(40分)~美幌峠~(20分)~和琴半島の桜並木~(30分)~つつじヶ原自然探勝路~(5分)~川湯温泉
走行距離は135キロほどで、
車での移動にかかる時間は2時間45分ほどになります。
「小清水原生花園」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
「東藻琴の芝桜公園」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
「和琴半島」の桜は、
正確には国道243号線から和琴半島の駐車場にかけての、
直線道路の両サイドに「エゾヤマザクラ」が咲く場所になります。
「川湯温泉」と「硫黄山」の間には「つつじヶ原自然探勝路」があり、
6月頃にはエゾイソシロツツジの白い花が咲きます。
約2.3キロの、ほぼ平たんな道のりで、
片道1時間ほどかかります。
(川湯温泉側のつつじヶ原自然探勝路の入り口↑)
さすがに1時間も歩くのは・・・と言う方は、
「川湯温泉」と「硫黄山」との間に道沿いの小さな駐車帯があるので、
そこに車を停めても見られます。
(大鵬相撲記念館↑)
また、川湯温泉側の「つつじヶ原自然探勝路」の入り口は、
「大鵬相撲記念館」の裏にあり、
車を停められる駐車場も近くにあります。
川湯温泉側から出発して「硫黄山」まで行かなくても、
片道15分の0.8キロの「イソツツジ展望コース」もあります。
「硫黄山」をバックに
白いイソツツジが広がる大群落がみられますし、
車イスでも「イソツツジ展望コース」なら
行くことが出来ます。
硫黄山側の「つつじヶ原自然探勝路」の入り口は↑こんな感じです。
「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
夏だから行ける穴場めぐりの女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
北海道もここ数年は、
真夏には30度を超える日が何日も続くことが多く、
観光バスの仕事で空港にお客さんを迎えに行くと、
「北海道も暑いねぇ」と言われることが多くなりました。
なので、穴場的で涼しげな景勝地を選んでみました。
女満別空港~(55分)~道の駅パパスランドさっつる~(20分)~さくらの滝~(30分)~神の子池~(25分)~裏摩周展望台~(45分)~川湯温泉
移動距離は125キロほどで、
車での移動にかかる時間は2時間55分ほどになります。
最初に「道の駅パパスランドさっつる」に立ち寄るのは、
このあとに行く「さくらの滝」と
「神の子池」のトイレが当てにならないからです。
トイレを我慢しながらでは景勝地の
見学どころではありません。
なので、「道の駅パパスランドさっつる」で
しっかりトイレを済ませてから出発して下さい。
(↑パパスランドさっつるの入り口には足湯もあります。)
「さくらの滝」は斜里川の上流にあります。
斜里川で生まれたヤマメのメスが
オホーツク海に出て大きく育ちサクラマスとなります。
産卵の為に生まれ故郷の斜里川の上流を
目指して遡上しているサクラマスが、
落差のある「さくらの滝」で
ジャンプしている姿を見られる景勝地になります。
(↑写真は昔、お客さんとガラケーで撮った写真です。)
だいたい8月上旬~お盆にかけてがピークなので、
それ以外の時期に行っても、
山の中のただの落差のある川なので、
時期を外れた時は行かない方が
時間のロスにならなくて良いです。
「さくらの滝」へは砂利の駐車場に車を停めて奥へ↑の道を降りて行きます。
ちなみに「さくらの滝」にはシーズン中だけ
仮設のトイレがあることがありますが、
無いこともあるので当てにしない方が良いです。
「神の子池」は摩周湖の伏流水が
湧き出ていると言われる神秘的な色をした池になります。
以前は池の周りに獣道のような
散策路がついていただけだったのですが、
いつの間にかキレイな木道が整備されていました。
ただ、「神の子池」は密林の中の景勝地なので、
車を降りた途端にアブや蚊に
小さいくせに痛痒いブヨも沢山いるので、
虫よけスプレーは必携です。
毎回お客さんが乗り降りした時にバスの中に入ってきたアブを、
お客さんが散策している間に退治するのが大変です。
また、「神の子池」には、
砂利の駐車場の端っこにお手洗いが有るには有るのですが、
とても美しくないお手洗いで
トイレットペーパーも付いていないので、
我慢できるのでしたら、
次に行く「裏摩周展望台」まで
我慢することをオススメします。
「裏摩周展望台」は「摩周湖第一展望台」の反対側に位置し、
「摩周湖第一展望台」の標高が550メートルに対して、
「裏摩周展望台」の標高は585メートルと
35メートルしか変わらないのですが、
「摩周湖第一展望台」では湖面が見られなかったのが、
「裏摩周展望台」では見えることもあります。
ただ、展望台の前の木々が昔に比べて育ってきているので、
見通しがだんだん悪くなってきているので、
展望台の上に更に台があるので、
その台に乗って見て下さい。
ちなみに「裏摩周展望台」には、
ちゃんとしたお手洗いが駐車場にあるので、
「さくらの滝」「神の子池」で
我慢してきた方でも安心して使えるトイレです。
「さくらの滝」「神の子池」「裏摩周展望台」については、
を参考にしてください。
秋のサンゴ草や広大なひまわり畑を観る女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
秋もお盆を過ぎて9月に入ると、
だんだんと日照時間も短くなり、
台風などの一雨ごとに気温も低くなってきますので、
長袖の上着は必ず持ってきて下さい。
女満別空港~(25分)~能取湖のサンゴ草群生地~(15分)~大曲湖畔園地(ひまわり畑)~(10分)~呼人浦キャンプ場~(10分)~メルヘンの丘~(40分)~美幌峠~(40分)~川湯温泉
走行距離は115キロほどで、
車での移動にかかる時間は2時間20分ほどになります。
9月に入ると「能取湖のサンゴ草群生地」では
サンゴ草が赤く色づいてきます。
9月といえども水辺なので
蚊が多いため虫よけスプレー必携です。
毎年9月中旬ごろに「能取湖さんご草まつり」があり、
シーズン中は混みあうので、
国道239号線から駐車場への通路は一方通行になります。
↑写真のように国道から少し奥まった所に案内看板があり、
通り過ぎそうになります。
「卯原内川」にかかる小さな橋の
「卯原内新橋」を過ぎたら、
橋のたもとに沿って入って行くと覚えておいて下さい。
実際、自分は仕事で初めて行った時に
通り過ぎてしまいました。
そして9月は畑の肥料用のひまわりが、
畑のあちらこちらで満開になる季節でもあります。
ただこのひまわりは、
あくまでも畑の肥料用で、
同じような物では菜の花に似たキカラシと言う花もあります。
ひまわり同様に花が咲くと
畑一面が黄色くなり見事なのですが、
あくまで肥料用なので、
花が咲くとトラクターで花ごと土を掘り起こして、
畑に練りこんでしまします。
その為、行けば必ず見られるものではないので、
「大曲湖畔園地」のように観光地化してもらえるのは、
旅行の行程(スケジュール)にも
入れやすいのでありがたいです。
2020年9月27日の「オホーツク網走マラソン2020」が中止になったからなのか、
毎年マラソン大会のゴール地点になっている「大曲湖畔園地」のひまわり畑が、
2020年7月下旬の時点で満開になっていました。↓
そして秋と言えば海で大きく育ったサケやマスが、
生まれ故郷の川に帰ってくる時期でもあります。
サケやマスの遡上する姿を
観察できる景勝地は幾つかありますが、
網走周辺にも一カ所あり、
それが「呼人浦キャンプ場」にかかる
小さな赤い橋の下です。
この網走湖の「呼人浦キャンプ場」の近くには
サケ・マスふ化場があり、
そのふ化場から流れ出る小さな川に
サケやマスが遡上してくるので、
子供でも観察もしやすく見やすい所だと思います。
「メルヘンの丘」は黒澤明監督の夢と言う映画のワンシーンに使われた場所で、
まるで富良野方面の美瑛の丘陵のような景勝地です。
丘の上に並んだ木がポイントとなっていて、
絶好の写真スポットになっています。
その年によって植えられている作物も違うので、
毎年少し違う景色を見せてくれます。
「網走」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
冬の流氷を砕氷船から観る女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
冬の「女満別空港」から「川湯温泉」までの間で行ける景勝地と言えば、
やはり「網走流氷観光砕氷船おーろら」が有名で、
冬の北海道観光のメインの目的にもなります。
女満別空港~(35分)~網走流氷観光砕氷船おーろら~(15分)~濤沸湖白鳥公園~(55分)~川湯温泉
走行距離は80キロほどと少な目に設定して、
車での移動にかかる時間も
1時間45分と少な目に設定しています。
「網走流氷観光砕氷船おーろら」の乗船時間は1時間前後かかり、
昼からの便は2便出ていて、
流氷のハイシーズンだけは
夕方15:30の便がサンセットクルーズとして増便されます。
運行状況やサンセットクルーズがある日にちも、
流氷の状況で変わるので、
「網走流氷観光砕氷船おーろら」のホームページで確認してみて下さい。
「濤沸湖の白鳥公園」は毎年冬になると、
シベリアからオオハクチョウや
カモやガンなどが越冬の為にやってきます。
その時の天候などにより、
海の流氷が濤沸湖に逆流して
白鳥と流氷が一緒に見られることもあります。
以前は白鳥にあげるパンの耳などの
エサも販売されていたのですが、
今は鳥インフルエンザの関係で、
白鳥に限らず野鳥へのエサやりは禁止されています。
「濤沸湖の白鳥公園」には
何年か前に「濤沸湖水鳥・湿地センター」が建てられ、
窓も大きく無料の望遠鏡もあり、
野鳥が好きな方にはオススメできる施設です。
そして冬は吹雪いたりすると、
あちこちの峠が通行止めになったりするので、
冬は余裕をもった行程(スケジュール)を組むことをオススメします。
「美幌峠」も以前に除雪車が雪崩に巻き込まれたこともあり、
割とすぐ通行止めになってしまう峠なので、
今回は「美幌峠」を通らずに、
めったに通行止めにしない「野上峠」経由で
「川湯温泉」に行くコースと認識して下さい。
「網走」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
女満別空港から川湯温泉までの屈斜路湖畔の露天風呂・足湯巡りコース
ちょっと番外編的にはなってしまうのですが、
「女満別空港」から「川湯温泉」に行くまでの
「屈斜路湖畔」には、
沢山の無料の野湯・露天風呂に足湯があります。
正直、あまり人が来て、
混んでほしくない場所もあるのですが、
せっかくの北海道旅行を「楽しかった!」
と言って帰ってもらえるなら出し惜しみはしません!
自分は全部の露天風呂や野湯に足湯を体験済みです!
女満別空港~(35分)~美幌峠~(20分)~和琴半島~(10分)~コタン温泉~(5分)~池の湯~(5分)~砂湯~(15分)~川湯温泉駅の足湯~(5分)~川湯温泉
走行距離は80キロほどで、
車での移動にかかる時間は1時間半ほどなので、
露天風呂のハシゴも出来ると思います。
まず最初に「美幌峠」から、
これから向かう露天風呂などがある
屈斜路湖を絶景と共に確認します。
次は「和琴半島」にある「三日月形の露天風呂」に、
和琴半島の散策路の途中にある「和琴共同浴場」です。
和琴半島の露天風呂については、
冬の屈斜路湖で白鳥を見ながら入れる露天風呂3選(和琴半島編)で、
和琴共同浴場については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
次は、「コタン温泉露天風呂」で、
この「コタン温泉露天風呂」は
最近では外国の方にも人気があり、
すっかり有名になってしまった無料の露天風呂です。
詳細については、
冬の屈斜路湖で白鳥を見ながら入れる露天風呂3選(コタン温泉編)
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
次は「池の湯」で、
以前は屈斜路湖畔の無料の露天風呂の中では
一番大きいな露天風呂です。
冬に入ったのが悪かったのか、
ぬるいし、藻が異常発生して滑るし、
気持ち悪いはで、
一度湯舟に入ったっきり
寒くて湯舟から出られなくなってしまいました。
自分の中では
「もう二度と入りたくない」露天風呂だったのです。
・・・が、
それがいつの間にか3分の1ぐらい埋め立てて、
湯舟の温泉が湖に自然に流れるように改良したおかげで、
異常発生していた藻が、
だいぶ少なくなって、
温泉の温度も湯舟が狭くなったせいか
適温に保たれるようになりました。
「池の湯」の露天風呂については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
次は屈斜路湖畔の景勝地の中では
1番賑わっている「砂湯」になります。
「砂湯」は湖畔の岸辺を手で掘るだけで、
下から熱い温泉が湧いてくる不思議な景勝地です。
夏はボート乗り場に売店や
キャンプ場にもなっています。
お盆の時期には道路の両サイドに
路上駐車の車がズラッと並ぶので、
大型の観光バスでは通るのに一苦労します。
(お巡りさん何とかして下さい!)
この「砂湯」には露天風呂は無いのですが、
キャンプ場が空いている時期でしたら、
岸辺にテントを建てて、
テントの中で砂を掘って
自分専用の露天風呂を作る方も居るそうです。
ですが、そこまでしている時間は無いので、
普通に「砂湯」にはいつでも入れる足湯があります。
次は「川湯温泉駅」に併設された足湯です。
ここはさすがに「JR川湯温泉駅」に併設されているだけあって、
手入れも行き届いていてキレイです。
そしてお泊まりの「川湯温泉」ですが、
「川湯温泉」にも公共の足湯があります。
川湯のお宿に入って
夕食などを食べて落ち着いた後に、
川湯の温泉街の散策がてらに
行ってみてはいかがでしょうか?
「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
最短ルートでの女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
女満別空港~(35分)~美幌峠~(30分)~砂湯(屈斜路湖)~(10分)~川湯温泉
走行距離は67キロほどで、
車での移動にかかる時間は1時間15分ほどになります。
この最短ルートは、
女満別空港へ夕方の便で到着する方や、
冬で日も短くて、
とりあえず初日は川湯温泉でゆっくりしたい、
と言う方にオススメです。
正直、
ノンストップでも1時間15分なので、
トイレ休憩を取らなくても走れる距離です。
「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
親子で同じ体験をして思い出を作る女満別空港から川湯温泉までのモデルコース
お子様連れの場合は、
やはり子供と一緒り同じ体験をして、
子供と一緒に同じ思い出を作るのが一番です。
屈斜路湖は太平洋まで続く
「釧路湿原」の源流となっていて、
コタンの近くの眺湖橋付近から
カヌーなどで川下りが出来たり、
和琴半島をカヌーで1週する体験などもあります。
観光バスで修学旅行などの仕事では、
このカヌー体験に連れて行くことが多いです。
バスを降りていく時は「だるい」「めんどくさい」、
と言っていた生徒さん達も、
バスに帰ってくる時には、
「めっちゃ楽しかった!」とか、
「もう一回やりたい!」
と言って生き生きしながら戻ってくるので、
子供には良い体験なんだと思います。
女満別空港~(35分)~美幌峠~(20分)~屈斜路湖畔(コタン周辺)~(15分)~渡辺体験牧場~(25分)~川湯温泉
走行距離は80キロほどで、
車での移動にかかる時間は1時間35分ほどになります。
「女満別空港」から「川湯温泉」までの、
移動距離も移動時間も短くして、
体験時間を長く作れるように
行程(スケジュール)を組んでみました。
基本的に体験などのアクティビティや施設の入場料は
予約をしておく方が安かったり、
いざ現地に着いてから頼もうと思っても
予約をしていないと体験自体が出来なかったりします。
ただ、いちいち現地の業者を個別に調べて連絡をして
空き状況を聞いたりというのは手間でめんどくさいです。
なので現地の体験業者を取りまとめて扱っている
「じゃらん」などのサイトを使うと
各業者の体験の内容や金額に空き状況まで分かるので、
比較もしやすく便利です。
「渡辺体験牧場」も修学旅行の仕事で良く入る景勝地で、
牛の「乳しぼり体験」や
バターやアイスクリームを作ったり、
トラクターバスで広い牧草地を
周遊したりすることが出来ます。
じゃらんで各体験内容の所要時間を見ながら
プランを比較して予約しておくと、
いざ現地に行ってから体験できない!
なんて悲劇を防げます。
屈斜路湖・釧路川源流のカヌー体験を
できる業者は5社ほどあり、
じゃらんだと一括で内容や金額、
子供が居ても安心なのか等を、
口コミを見ながら比較して予約ができます。
いずれも普段の日常では体験できない、
大自然の中での「川下り」や
「乳搾り」や「トラクターバスでの周遊」など、
子供には貴重な体験です。
大人にも普段の嫌なことやモヤモヤが忘れられ、
心が洗われるような体験になると思います。
ただ、牛の乳しぼり体験も、
釧路川でのカヌー体験も
修学旅行の行程(スケジュール)に入るほど
人気な体験なので、
北海道旅行の日にちが決まっているのでしたら
早めに予約をして
体験業者を押さえておいた方が安心です。
「屈斜路湖」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
まとめ
「川湯温泉」は個人的にもお気に入りの宿泊したい観光地なので、
かなり長い記事になってしまいました。
女満別空港~(35分)~美幌峠~(30分)~砂湯(屈斜路湖)~(15分)~硫黄山~(30分)~摩周湖第一展望台~(30分)~川湯温泉
女満別空港~(15分)~オホーツクシマリス公園~(10分)~呼人探鳥遊歩道~(10分)~博物館網走監獄~(5分)~オホーツク流氷館~(50分)~美幌峠~(30分)~砂湯(屈斜路湖)~(10分)~川湯温泉
女満別空港~(35分)~小清水原生花園~(35分)~東藻琴の芝桜公園~(40分)~美幌峠~(20分)~和琴半島の桜並木~(30分)~つつじヶ原自然探勝路~(5分)~川湯温泉
女満別空港~(55分)~道の駅パパスランドさっつる~(20分)~さくらの滝~(30分)~神の子池~(25分)~裏摩周展望台~(45分)~川湯温泉
女満別空港~(25分)~能取湖のサンゴ草群生地~(15分)~大曲湖畔園地(ひまわり畑)~(10分)~呼人浦キャンプ場~(10分)~メルヘンの丘~(40分)~美幌峠~(40分)~川湯温泉
女満別空港~(35分)~網走流氷観光砕氷船おーろら~(15分)~濤沸湖白鳥公園~(55分)~川湯温泉
女満別空港~(35分)~美幌峠~(20分)~和琴半島~(10分)~コタン温泉~(5分)~池の湯~(5分)~砂湯~(15分)~川湯温泉駅の足湯~(5分)~川湯温泉
女満別空港~(35分)~美幌峠~(30分)~砂湯(屈斜路湖)~(10分)~川湯温泉
女満別空港~(35分)~美幌峠~(20分)~屈斜路湖畔(コタン周辺)~(15分)~渡辺体験牧場~(25分)~川湯温泉
と、9つのモデルコースを提案させて頂きました。
また、「女満別空港」からほど近い
網走市周辺の景勝地については、
で紹介していますので参考にしてみてください。
世界自然遺産の知床がある
網走東部の景勝地については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
阿寒国立公園にある阿寒3湖周辺の景勝地については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
是非、北海道旅行の行程(スケジュール)を組む際の参考にして頂けたら幸いです。
「川湯温泉」以外にも宿泊場所を検討してみたい方は、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
「川湯温泉」から次の日はどこに行こうか考えている方は、
を参考にしてください。
泊まる宿をどうするか悩んでいる方は、
道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
また、北海道旅行の旅行日程を考えている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
北海道旅行をレンタカーで行くか、
ツアーバスで行くか迷っている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
あ!
最後に一つだけ!
「川湯温泉」の泉質は強酸性硫黄泉なので、
シルバーなどの指輪やピアスなどの貴金属類は必ず外して温泉に入って下さい!
じゃないとアッと言う間に黒く変色してしまいます!
ちなみにプラチナは大丈夫でした。
ご乗車ありがとうございました。