バス乗務員ご乗車ありがとうございます。
運転手北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。
屈斜路コタンの露天風呂に続いてご紹介するのは、
和琴半島にある三日月の形をした露天風呂です。
和琴半島の三日月形の露天風呂
湯舟の温泉の温度は場所によって
熱い所やぬるい所があるので、
ご自身で好みの温度を探してみて下さい。
和琴半島の露天風呂は
屈斜路コタンの露天風呂に比べると
湖までの距離は少しありますが、
肉眼で十分見える所まで白鳥は近くに居ます。
白鳥を眺めるのでしたら、
脱衣所とは逆側の
湯舟が湖に一番近い位置になります。
またここも屈斜路コタン同様に、
白鳥の撮影目的で訪れる方もいる場所になります。
そしてもし吹雪いたり、
外気温が低すぎて寒くて入れない時でも、
散策路を少し歩けば
脱衣所や湯舟が小屋の中にある、
無料の共同浴場がありますので、
そちらに行ってみることもできます。
和琴半島の共同浴場については、
で紹介していますので、
そちらを参考にして下さい。
川湯・弟子屈・屈斜路湖周辺のホテルと宿泊プランの詳細をJTBで見てみる。
和琴半島の露天風呂へのアクセス
JRと路線バスでのアクセス方法
最初に言ってしまうと、
JRと路線バスでのアクセスは、
行くことは出来るには出来るのですが、
時間的な障害があります。
簡単に説明すると
- JR摩周駅～
- （徒歩移動）～
- 阿寒バス摩周営業所～
- （屈斜路線）～
- 和琴半島
となります。
ただ、JRでの移動の方は、
路線バスが「阿寒バス摩周営業所」を
出発するのが6:45で、
路線バスの出発に間に合う
JRの丁度良い時刻の便が無い為、
前日に摩周駅のある弟子屈町に宿泊しないと、
路線バスの出発時刻に間に合いません。
しかも屈斜路線は土日祝日は運休なんです。
そして「阿寒バス摩周営業所」を
6:45に出発して、
和琴半島には7:20に着くのですが、
次の路線バスの便が
16:35にならないと来ません。
しかも冬の間は和琴半島のお土産屋さんも、
キャンプ場にあるフィールドハウスも
休業しているので、
寒くても暖を取って温まる場所が無いんです。
真冬の北海道で火の気のない所に
９時間も居られないと思いますので、
もし路線バスで和琴半島に行かれるのでしたら、
提案があります。
和琴半島を散策した後は、
徒歩で１時間15分ほどかかるのですが、
「屈斜路コタン」まで
移動することをオススメします。
屈斜路コタンまで行けば食堂も在るので、
そこで昼食をとり暖をとって
温まることも出来ますし、
前記事で紹介したコタンの露天風呂もありますので、
１石２鳥です。
ただ、屈斜路コタンから弟子屈町に戻る
路線バスの屈斜路線へのアクセスは、
近くの国道243号線まで戻った交差点に、
「古丹分岐」の停留所があるのですが、
弟子屈町に戻る便の時刻は16:41なので、
また時間を余してしまいます。
なので、
これは期間限定で、
2020年１月25日～３月８日は走っていたのですが、
2021年も運行するのかは不明なので、
摩周駅の観光案内所（0154-82-2642）に要確認なのですが、
屈斜路バスと言う、
摩周駅～屈斜路コタン～砂湯～川湯温泉駅
の間を走る路線バスがあるかもしれませんので、
屈斜路バスが運行していれば、
それで摩周駅に戻ったり、
川湯温泉駅へ向かったりすることが出来ますので、
予定を組まれる方は、
摩周駅の観光案内所（0154-82-2642）に問い合わせてみて下さい。
※2021年は屈斜路バス（弟子屈えこパスポート）の
運行は無くなってしまいました。
運転手また、屈斜路バスの運行が無い時は、
「屈斜路コタン」でひたすら待つか、
まだ歩く体力に余裕のある方は、
１時間ほど歩いた所に
「池の湯」の露天風呂があるので、
この際、「和琴半島」と「コタン」と
「池の湯」の露天風呂を、
徒歩でハシゴすることも出来ます。
とは言うものの、
和琴半島から１時間以上歩いて
「屈斜路コタン」まで移動して、
そのうえ更に「池の湯」まで
往復２時間歩くと言うのも、
よほど歩くのが得意だったり
好きな方じゃない限り、
辛い行程になってしまうと思いますので、
正直、レンタカーでの移動が現実的だと思います。
レンタカー等でのアクセス
「たんちょう釧路空港」や
「女満別空港」から国道243号線までのアクセスは、
冬の屈斜路湖で白鳥を見ながら入れる露天風呂３選（コタン温泉編）
で紹介しているので、
そちらを参考にして下さい。
また、宿泊場所と航空券が
セットになったプランや、
レンタカーもセットになったプランを
旅行会社で予約する方が
それぞれ別々に手配するよりも
安上がりになると思います。
和琴半島の入り口は、
国道243号線の屈斜路プリンスホテルと、
屈斜路コタンの入り口の道道52号線との間の、
信号のある交差点が入り口になっています。
「たんちょう釧路空港」から向かう場合は、
弟子屈町側からのアクセスになるので
入り口は↑写真です。
「女満別空港」から向かう場合は、
「美幌峠」側からのアクセスになるので
入り口は↑写真です。
国道243号線の入り口から入ると少し直線が続きます。
冬は枯れていて分かりませんが、
春になると両サイドの
エゾヤマザクラが満開になり、
桜並木になります。
直線を進むと左手に
大きな駐車場がありますが、
露天風呂へは駐車場に入らずに、
そのまま真っ直ぐ進みます。
夏になると輪止めで
車は入れなくなりますが、
冬の間は車両も通ることができます。
道なりに進むと、
屈斜路湖に突き当り、
道なりに左にカーブしながら進んで下さい。
露天風呂近くは
ロータリーになっていて、
露天風呂の看板があります。
すると露天風呂の脱衣所が見えてきます。
運転手露天風呂の脱衣所近くに
車を停めることができますが、
自分が入りに行った時にはパトカーが来て、
「この辺りも車上荒らしが多発しているから、
気を付けて下さい」と教えてくれました。
運転手とは言え、貴重品は
脱衣所に持っていくのも心配なので、
車内に置いていくと思いますが、
車上荒らしは車内の貴重品を外か見てから、
窓ガラスを割ったりするので、
財布などは車内の外から見える場所には
置いておかない方が良いでしょう。
ちなみに露天風呂近くには、
和琴半島で唯一、
冬でも開いている公衆トイレがあるので、
長距離を走ってきても露天風呂に入る前に
トイレを済ませることが出来ます。
和琴半島の露天風呂の脱衣所
和琴半島の脱衣所は建物は一緒ですが、
男女は中で分かれています。
脱衣所から湯舟までの距離も近くなので、
足元に雪が積もっていても、
まだ我慢して湯舟まで行ける距離です。
和琴半島の露天風呂入浴の注意事項
汚さない
- 体を洗った排水はそのまま屈斜路湖に流れます。
- 湖を汚さないためにシャンプーや石けんなどの使用は控えてください。
騒がない
- 大声で騒いだり、泥酔時に入浴したりしないでください。
独占しない
- 湯温の調整については、他の利用者への配慮をおねがいします。
- この露天風呂は公共の露天風呂です。譲り合ってご利用ください。
脱衣所には温泉利用状況報告書も提示されていました。
川湯・弟子屈・屈斜路湖周辺のホテルと宿泊プランの詳細をJTBで見てみる。
まとめ
- 白鳥出現率・・・・・・・・★★★
- 人気度・・・・・・・・・・★★
- 湯舟の温度管理・・・・・・★★★
- 脱衣所から湯舟までの距離・★★★★
- 混浴度・・・・・・・・・・★★★★★
- 絶景度・・・・・・・・・・★★★★
- 湯舟の大きさ・・・・・・・★★★★
- 浴槽のキレイさ・・・・・・★★★★
自分の独断と偏見では総合評価★★★★です。
ここ数年は屈斜路湖全体に言えることですが、
和琴半島も最近では外国の方たちにも人気があり、
訪れる外国の方も多くなっています。
また、地元の方たちの憩いの場にもなっていますので、
入浴時に会った場合は是非、
気軽に話しかけてみて下さい。
けっこう地元ならではの
貴重な話しが聞けて良いものですよ。
川湯・弟子屈・屈斜路湖周辺のホテルと宿泊プランの詳細をJTBで見てみる。
また、屈斜路湖周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
また、北海道旅行の旅行日程を考えている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
網走・北見・紋別地方の宿泊場所が気になる方は、
道東（オホーツク海側）を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ
を参考にしてください。
北海道旅行をレンタカーで行くか、
ツアーバスで行くか迷っている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
運転手北海道旅行の計画をたてる時の参考にして頂けたら幸いです。
バス乗務員本日もご乗車ありがとうございました。
