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運転手運転手

北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。

 

冬の北海道と言えば

2月の「札幌の雪まつり」と

「網走の流氷」を想像する方が殆どだと思いますが、

せっかく冬の北海道、

それも東の「網走」まで足を運んだのでしたら、

ついでに屈斜路湖の無料の露天風呂に浸かりながら

絶景を眺めるのはいかがでしょう。

 

 

温泉好きなら絶景の露天風呂に入らないのは勿体ない。

 

 

屈斜路湖には摩周湖のある弟子屈町で管理されている

無料の露天風呂が幾つかありますが

今回はその内の「和琴半島の共同浴場」をご紹介します。

 

 

和琴半島の共同浴場

いくら露天温泉が好きでも、

女性の方ですと周りの目も気になりますし、

冬ですと気温が低すぎて入れないと言う場合もあります。

 

 

そんな時は車を停めてから少し散策路を歩きますが、

「和琴半島の共同浴場」をオススメします。

 

 

和琴半島の地図

場所は和琴半島のこの辺りになります。

 

和琴半島の共同浴場への服装

冬の和琴半島、特に2月は気温も低く寒い時期ですし、

雪も深いので、靴は長靴か丈の長い防寒靴がオススメで、

服装は車を停めてから5分ほど歩くので、

和琴の共同浴場からの帰り道に湯冷めしないように

暖かい服装の方が良いです。

 

和琴半島の共同浴場へのアクセス

冬の和琴半島へは交通の便が少なく、

行くのでしたら弟子屈町にある、

阿寒バス摩周営業所から出発する

屈斜路線に乗るしかないです。

 

 

朝晩の1日2便しか無いので、

朝に和琴半島へ行くと、

夕方まで帰りの便が無いうえに

土日祝日は運休で平日のみの運行です。

 

 

冬ですと売店も閉店していて、

野営場も雪に覆われていて

フィールドハウスも閉館しているので、

暖をとり温まる場所も無いので、

路線バスで来てしまうと凍えてしまいます。

 

 

なので冬はレンタカーなどの

乗用車で行くのが現実的でしょう。

 

 

例えば、女満別空港や釧路空港などの空港の近くには、

 

  • トヨタレンタリース
  • オリックスレンタカー
  • ニッポンレンタカー
  • ワンズレンタカー

 

等がありますが、

スカイチケットレンタカーだと、

一括して価格や車種などを

比較しながら選べるので便利でオススメです。

 

 

スカイチケットレンタカー

 

 

 

 

「和琴半島」は「美幌峠」と

「弟子屈町」を結ぶ国道243号線。

 

 

もう少し細かく説明すると、

「美幌峠」の麓の屈斜路プリンスホテル」と、

国道243号線から「砂湯」へ向かう

道道52号線との分岐の間に、

和琴半島の入り口は在ります。

 

 

 

 

国道243号線から「和琴半島」の入り口に入ると

直線道路があり、

道路脇の両サイドには

エゾヤマザクラが並んでいます。

 

 

和琴半島の桜並木

 

 

直線道路を進むと

左手に広い駐車場があり、

駐車場の入り口には案内看板があります。

 

 

 

 

和琴半島の共同浴場へは

駐車場には入らずに道なりに真っ直ぐ進むと、

右手には「和琴フィールドハウス」がありますが、

冬の間は営業していないです。

 

 

 

 

 

 

屈斜路湖へと道が続いていて

目の前に屈斜路湖が広がり、

湖の奥には藻琴山などが見えます。

 

 

 

 

そのまま道なりに進むと

左手には和琴半島の三日月形の露天風呂があり、

さらに左手にはトイレもあります。

 

 

 

 

 

 

ちなみに和琴半島のメインの駐車場にも

公衆トイレはあるのですが、

冬は除雪で積まれた雪で

入り口も塞がれて冬に使える公衆トイレは、

三日月形の露天風呂の近くにある

公衆トイレしか使えません。

 

 

 

 

車は湖の岸辺に沿って駐車できます。

 

 

 

 

↑の写真の左側は真っ白ですが、

凍った湖です。

 

 

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和琴の共同浴場までは散策路を歩いて行きます。

 

そして車を停めたら右手に湖を見ながら、

湖の岸際に沿って歩いていきます。

 

 

 

 

 

 

和琴の共同浴場までは停めた車から

歩いて5分程で着くのですが、

最初は平たんな道ですが、

途中から岩などもゴロゴロしている散策路に入るので、

足元には注意です。

 

 

 

 

2月でも誰か彼かが散策した足跡があるので、

余程の吹雪の後の新雪の直後じゃない限り

散策路には道が出来ていると思います。

 

 

そしていざ林の中の散策路に入ると、

散策路は湖より少し高い位置にあり、

湖面を見下ろすように歩いていくことになります。

 

 

冬の時期は雪で地面が隠れているので、

あまり湖側に寄って歩かずに、

陸地側を歩いた方が安全です。

 

 

 

 

もし誤って足を踏み外して湖側に落ちてしまったら、

這い上がるのはかなり大変ですし、

そのまま湖に落ちてしまった場合は2月の気温では、

這い上がったとしても衣服は直ぐに凍り付いてしまって、

散策どころではなくなってしまいます。

 

 

そして林の中の散策路に入って2・3分ほど歩くと、

丘の上の散策路と湖に降りる道の二手に分かれていて、

下には小さな小屋が見えてきますが、

これが「和琴の共同浴場」です。

 

 

 

 

湖側の小屋に降りていく道には

大きな穴が開いている場所もあるので、

足元には十分注意してください。

 

 

 

 

「和琴半島の共同浴場」は

一応建物の中にあるので、

露天風呂とは言えないのですが、

建物の入り口には鍵も付いていて、

内側から鍵もかけられるので、

女性の方で、混浴はちょっとと言う方でも、

大自然の中の天然温泉を満喫することが出来ると思います。

 

 

 

 

和琴半島の共同浴場は一応屋内にはなるのですが、

浴場からはしっかり湖越しの絶景が見られます。

 

 

 

また、湖が凍っていなければ

白鳥の姿も浴場から見られたり

この辺りは地熱もあるので、

冬でもスズムシが鳴いていることもあります。

 

 

自分は夜に一人で入りに行くことがあるのですが、

シーンと静まり返った自然の中で、

突然の白鳥の鳴き声にビックリしたり、

スズムシの鳴き声を聞きながらの入浴は、

なかなか風流なものです。

 

 

建物の扉を開けると脱衣所になっていて、

すのこがひいてあり棚もあります。

 

 

 

 

ただ窓ガラスは、すりガラスではないので、

外からは丸見えですが、

建物の入り口とは逆側の湖側なので、

意図的に覗こうとしない限り、

辺りも静かで

誰か人が来た時には足音で分かると思うので、

洗い場までバスタオルを持っていけば安心です。

 

 

脱衣場の奥の扉を開けると浴場で、

浴場は七割が湯舟で三割が洗い場という感じです。

 

 

 

 

ただ、「和琴半島の共同浴場」の温泉の温度は、

行ってみないと入れる温度なのか分からないです。

 

 

せっかく行っても、ぬるくて入れなかったり、

その逆に熱湯で入れない時もあります。

 

 

一応湯舟の温度は、

湯舟の底から湧き出る温泉の量を、

湯舟から屈斜路湖へ流れ出る

排水の量を仕切りで調節するようになっています。

 

 

ただ、

湯舟の温度を調節するには時間がかかるので、

行ってみて

入れる温度じゃなかった時には諦めた方が良さそうです。

 

 

 

 

そして天井には窓も付いているのですが、

窓ガラスは付いてなくて、

例えるなら伊達メガネのように

窓枠が付いているだけの窓です。

 

 

なので、洗い場には

落ち葉などが散乱していることが多いので、

湯舟のお湯で流してキレイにしてから入ります。

 

 

 

 

この「和琴の共同浴場」は

場所的に和琴半島の散策路の

下の湖のほとりに位置します。

 

 

写真のように中の洗い場の窓際に立たない限り、

天井の窓から中は見えないので安心して入浴できます。

 

 

 

 

脱衣所にはこの「和琴の共同浴場」を

訪れた方の感想などが記されているノートもあり、

記念に何か書いて足跡を残していってはいかがでしょう。

 

 

 

 

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和琴半島の共同浴場は散策後の入浴に最適です。

また、和琴半島の散策は一周2.4㎞で、

ゆっくり歩いても1時間程の道のりです。

 

 

今回のように東側から回らず、

西側の「三日月形の露天風呂」の近くから

右回りに散策をした場合は、

散策の後半にこの「和琴の共同浴場」があるので、

入浴して散策の疲れを癒すも良し、

足湯だけして足の疲れを癒すのも良いと思います。

 

 

 

 

 

 

西側の「三日月形の露天風呂」から

和琴神社の方へ進み、

途中の分岐から左の道を進めば

散策の後半に「和琴の共同浴場」を回ることができます。

 

 

ちなみに和琴神社はこんな感じです。

 

 

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オヤコツ地獄の展望デッキ

 

 

 

 

和琴半島の突端辺りには「オヤコツ地獄」と言う、

湖の岸際から温泉が噴き出している場所があります。

 

 

 

令和元年の12月からオヤコツ地獄の

展望デッキの工事が始まっていたので、

令和2年2月22日に散策がてら見に行ってみると、

オヤコツ地獄の展望デッキの

工事は終わっているのか、

キレイになっていました。

 

 

 

 

辺りは噴き出した温泉の湯気で霞んでいます。

 

 

 

まとめ

やはり夏冬問わず屈斜路湖で

人気のある観光スポットは「砂湯」ですが、

せっかく屈斜路湖まで足を運んだのでしたら、

是非立ち寄ってほしい場所の一つに

「和琴半島」があります。

 

 

今回はその中でも

女性でも入れそうな小屋になっている、

大自然の中の無料の天然温泉をご紹介致しました。

 

 

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また、屈斜路湖周辺の景勝地については、

道東の観光【阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖周辺】の景勝地

を参考にしてください。

 

 

また、北海道旅行の旅行日程を考えている方は、

北海道旅行の行程(スケジュール・日程)を作る時の注意点

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

 

網走・北見・紋別地方の宿泊場所が気になる方は、

道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ

を参考にしてください。

 

 

北海道旅行をレンタカーで行くか、

ツアーバスで行くか迷っている方は、

北海道旅行はツアーバスとレンタカー、どっちがオススメ?

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

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北海道旅行の計画をたてる時の参考にして頂けたら幸いです。

 

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