本日もご乗車ありがとうございます。
北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。
旅行も3日目になると、
旅の雰囲気にも慣れてくるのか、
気持ちも緩みがちになって
忘れ物が一番多いのが3日目です。
また、
旅の疲れも3日目が一番出やすいので、
ケガにも気をつけて下さい。
3日目は帰りの飛行機の時間もあるので、
あまり予定を詰め込み過ぎないで下さい。
このブログでは、いろいろ紹介しますが、
見たい物の優先順位を付けて、
スケジュールの進み具合と相談しながら、
旅行日程をこなしていく事をオススメします。
「阿寒湖」から「たんちょう釧路空港」までの見どころ案内
全部の行程をこなすと
走行距離は160キロほどになります。
なので、
「たんちょう釧路空港」の
フライトの時間と相談して、
あなたオリジナルの行程を
組む参考にしてみて下さい。
「たんちょう釧路空港」のフライトの
時間に余裕があるのでしたら、
昼食は「和商市場」がおすすめです。
「阿寒湖温泉」から「オンネトー」までの見どころ案内
阿寒湖からオンネトーまでは
大体30分ぐらいで到着になります。
阿寒湖を出発して国道240号線を北上して
暫く直線の登り坂を行くのですが、
この辺りは野生の鹿が多く、
道路を群れで横断するので、
1頭横断し終わって、
ホッとしてアクセルを踏んだ途端に
次から次へと道路に
飛び出して来るので注意して下さい。
国道241号線から「オンネトー」へと
登り坂を登りきると
左手には「野中温泉」があり、
「野中温泉」の近くに
雌阿寒岳の登山口の一つがあります。
「野中温泉」を過ぎると、
また下り坂になり、
どこからともなく
硫黄臭い匂いがしてきて、
左手には錦沼が見えます。
錦沼を過ぎて急カーブを幾つか交わすと、
いきなり道が細くなり、
片側一車線の綺麗な舗装道路から
簡易舗装の細い道が続き、
左手にはオンネトーが見えてきて、
最初の駐車場があります。
オンネトー
そのまま道なりに進むと、
左手に桟橋のような
オンネトー展望デッキがあります。
ツアーバスの場合は、 ここでお客さんを降ろして見学している間に、 バスは奥の広い駐車場で方向転換して オンネトー展望デッキに戻ってきます。
バスが戻って来るのに15分程かかり、 その時間がオンネトーの見学時間になります。
ただ、 オンネトーは秋の紅葉の季節や 大型連休の時には混み合う所で、 狭い道が車でいっぱいになる事もあります。
混んでいる場合はバスはなかなか進めず、
戻って来るまで時間がかかることもあります。
酷い時には、
乗用車の運転手が車から降りてきて、
前方に居た他のバスに
文句を言っている姿を見たこともあり、
変な車に絡まれることもしばしばです。
「オンネトー」は「オコタンペ湖」 「東雲湖」と共に、 北海道三大秘湖の一つで、 アイヌ語で「年老いた湖」もしくは 「奥深い湖」と言う意味です。
周囲4キロメートル程の小さな湖で、 水深9メートルと浅く、 透明度は7メートルで、 湖面標高は623メートルで、 雌阿寒岳の噴火でラワン川が せき止められて出来た 堰止湖(せきとめこ)です。
湖面の澄んだ水が光の反射で
色が変わるので五色沼とも呼ばれ、
湖底からは天然ガスが湧き出しているため、
魚は住めずにザリガニや
サンショウウオくらいしか居ないそうです。
「オンネトー」から「阿寒丹頂の里(阿寒町道の駅)」までの見どころ案内
「オンネトー」から「阿寒丹頂の里」までは
1時間30分ほどかかります。
心配な方は奥の「オンネトー湯の滝」の
入口の駐車場やキャンプ場にトイレがあるので、
そこで済ませてからの出発をオススメします。
ただ、
「オンネトー湯の滝」の入口のトイレは
水を使わないバイオトイレで、
トイレットペーパーも無いので注意して下さい。
また、 オンネトーでは携帯電話は圏外で 何かあっても直ぐに連絡はつかないので、 車の運転には十分注意して下さい。
もし何かあった場合はオンネトーのキャンプ場の手前にオンネトー茶屋があるので、
そこで電話を借りることができます。
2019年9月現在では
「オンネトー茶屋」は閉鎖されていました。
「オンネトー」から、
また来た道を阿寒湖方面へ
折り返して国道240号線を進み、
阿寒湖、滝見橋、雄阿寒分岐の信号を
真っ直ぐ釧路方面へと進みます。
この辺り、阿寒湖周辺に限らず、 釧路までは鹿がよく道路に飛び出して来ます。
前の車がゆっくり走っていても、 それは道路脇の鹿を警戒して ゆっくり走っている場合が多いので、 前の車がゆっくりでも 不用意に追い越しをかけるのは 止めておいた方が良い場合が多いです。
国道240号線の山道を進めていると、
やがて平地の道へと変わり、
景色も山や森林から牧草地に変わると
20分程で「道の駅 阿寒丹頂の里」です。
道の駅 阿寒丹頂の里
阿寒町の道の駅は右手の建物になりますが、
以前は左手の建物が道の駅で、
どちらにも広い駐車場とトイレがあり、
先を急ぐ時などは、
あえて道の駅とは逆のトイレに寄るのも手です。
「阿寒丹頂の里」にはレストランや 「阿寒マルシェ」の他に温泉もあり、 ツアーバスも昼食で入ることもあって、 個人的には、 ここのソフトクリームはおすすめの一つです。
阿寒国際ツルセンター「グルス」
また、
道の駅の向かいの駐車場の奥には
「阿寒国際ツルセンター」があります。
専門の研究員が、
丹頂の生態や行動を研究し、
丹頂の保護に役立てていく施設です。
ツルに関わる資料や文献が展示されていて、
飼育している丹頂を観察することも出来ます。
冬には餌付けの時間にオジロワシも飛んで来たりもして、
その度にカモ等は逃げ惑っています。
前庭には、
皇太子様が平成5年にお詠みになられた歌碑があり、
「大空に 舞ひ立つ鶴(たづ)の 群眺む
幼な日(び)よりの わが夢かなふ」
と書かれています。
阿寒国際ツルセンター
年中無休
9:00~17:00
入場料
大人480円、子供250円
15名以上の団体だと、
大人350円、子供180円
「阿寒丹頂の里(阿寒町道の駅)」から「釧路和商市場」までの見どころ案内
「阿寒丹頂の里」から
釧路の「和商市場」までは、
釧路市内を走るので、
距離に対して少し時間がかかり、
1時間ほど見ておけば良いでしょう。
また、
釧路の「和商市場」までの途中には、
「釧路市動物園」や
「釧路湿原展望台」や
「北斗展望台」等もあるので、
ここからは
阿寒丹頂の里
~(25分)~
釧路市動物園
~(15分)~
釧路湿原展望台
~(5分)~
北斗駐車場
~(5分)~
温根内ビジターセンター
~(40分)~
釧路和商市場
の行程で紹介しますので、
興味があるものをピックアップして
貴方の行程に組み込んでみて下さい。
「阿寒丹頂の里」から
「釧路市動物園」までは
25分ほどで到着になります。
釧路市動物園
「釧路市動物園」の駐車場は
道なりに進んだ左手奥になるので、
車は駐車場に停めて、
動物園の入口まで歩くことになります。
ツアーバスの場合は、 バスは釧路市動物園の入口に停まるので、 そこでバスを降りて見学になります。
バスはお客さんを降ろした後は 駐車場に回送して、 お客さんの景勝時間が終わる少し前に、 また動物園の入口に配車して お迎えにまいります。
なので、 バスに忘れ物をしないように降りて下さい。
釧路市動物園の近くには
「山花温泉リフレ」もあり、
リフレにはレストランもあります。
釧路市動物園は昭和50年に開園し、 総面積47.8ヘクタールの北海道で一番広い、 国内最東端の動物園で、 ホッキョクグマの「ツヨシ」と 言う名前なのに実はメスだったとか、 軟骨の形成不全症のアムールトラの タイガとココアで話題になりました。
釧路市湿原展望台
「釧路市動物園」から
「釧路湿原展望台」までは
15分程で到着になります。
道道53号線(たんちょう舞ろーど)を進めて行くと、
ゆずり車線のある急な登り坂があり、
登り坂を登りきると右手に
湿原特有の植物「やちぼうず」を
イメージした茶色の建物の
「釧路湿原展望台」があり、
駐車場は奥にあります。
建物は3階建てで、
1階はホールとレストランがあり、
2階は展示室になっていて、
湿原の動植物や湿原の模型などがあり、
3階は展望台になっていて、
幻の魚「イトウ」も水槽で飼育されています。
釧路市湿原展望台
TEL・・0154-56-2424
- 営業時間
4月~9月
8:30~18:00
10月~3月
9:00~17:00
- 入場料
大人:470円
高校生:250円
小・中学生120円
- 休館日
年末年始
(12月31日~1月3日)
釧路湿原展望台の後ろ手には、
一周2.5キロメートルのコースがあります。
「湿原展望台」の裏手の
公衆トイレの脇に遊歩道への入り口があり、
入り口から1.1kmの「サテライト展望台」までは
バリアフリーの木道の遊歩道になっています。
ただ、
一周1時間少々かかるので、
必ずトイレを済ませてからの散策がオススメで、
遊歩道入口にもトイレは有るのですが、
あまり美しくないので、
できれば「釧路湿原展望台」の館内のトイレで
済ませてくる方が良いと思います。
北斗展望地
「釧路湿原展望台」から
「北斗展望地」までは
5分程で着いてしまいます。
釧路湿原展望台を出て道道53号線を
鶴居方面へ右折して少し進むと、
右手に駐車場が有るので、
そこが「北斗展望地」になります。
基本的に釧路湿原にあまり興味が無い方は、
「釧路市湿原展望台」は有料なので、
この「北斗展望地」からの
景色だけでも十分かもしれません。
駐車場には 「釧路湿原国立公園」の看板もあるので、 釧路湿原に行ってきたという 証拠写真も撮ることができます。
北斗駐車場からは釧路湿原の西側の
まるでサバンナのような
景色が見られる場所です。
釧路川の蛇行等は 釧路湿原の東側なので見られませんが、 釧路湿原のだいたい3分の1が見渡せます。
ただ、
お手洗いも無く駐車場と
釧路湿原国立公園の看板のみなので、
お手洗いに行きたい方は、
手前の「釧路湿原展望台」の裏手の
遊歩道の入口のトイレを利用して下さい。
温根内ビジターセンター
「北斗展望地」から
「温根内ビジターセンター」までは
5分程で到着になるのですが、
「温根内ビジターセンター」は
駐車場から少し歩いた場所にあるので、
正確には「北斗展望地」から
温根内の駐車場までが5分程で到着になります。
「温根内ビジターセンター」は
無料で見学出来るのですが、
定休日が火曜日で、
それを忘れて「温根内ビジターセンター」の
お手洗いを当てにして歩いて行くと、
閉まっていた時に
切羽詰ってしまうので注意して下さい。
(駐車場にもトイレは有りません)
また「温根内ビジターセンター」からは、
0.5㎞・2.0㎞・3.0㎞の3種類の散策路があり、
一番長い3キロメートルのコースでも1時間程で周れて、
バリアフリーの木道の2.0㎞のコースは
40分程で一周出来ます。
バリアフリーと言っても車椅子の場合は、
道道53号線沿いの駐車場から
「ビジターセンター」までは
階段の木道になっているので、
道道53号線沿いの駐車場を
鶴居方面に一旦過ぎると
右手に砂利道が有ります。
それを右折して進むと
Y字の交差点で右には
一般車両通行止めの看板があり、
そこを進むと
「温根内ビジターセンター」に通じているので、
「温根内ビジターセンター」の駐車場に車を停めると
車椅子でも階段も無く散策出来ます。
「温根内ビジターセンター」から「釧路和商市場」までの観光ルートでの見どころ案内
「温根内ビジターセンター」の駐車場から
釧路方面へ道道53号線を戻り、
釧路和商市場までは40分程かかるのですが、
ここからはカーナビなどの最短ルートではなく
観光バスが案内しながら通る観光ルートを紹介します。
温根内ビジターセンターから「北斗展望台」
「釧路湿原展望台」へと戻り、
道道666号線と道道53号線の
分岐の信号の交差点から
左折して釧路方面へ進むと、
国道38号線の広規格道路をくぐると、
今までの湿原地帯の風景から
住宅地へと入ってきます。
そのまま道なりに進むと
左手には仁々志別川沿いになり、
右手にはドーム型の建物の
「鳥取ドーム」が見えてきます。
鳥取ドームは鳥取開基100年事業として、 平成元年の1月にオープンし、 東京ドームに似た建物は、 冬でも土と芝生の感覚でスポーツを楽しもうと、 工費7億円で建てられました。
そしてこの辺りから道路標識に右、
国道38号と言う表示が出てきますが、
そのまま直進し、標識に
←根室・愛国、
→釧路駅・国道38号
で道道53号線の表示が出たら、
信号の交差点を右折します。
すると国道38号線の交差点に出るのですが、 交差点の右手に見えるのが「鳥取神社」で、 出雲大社の分霊、 産土神(うぶすながみ)が祀られております。
境内には、 開拓記念館や記念碑に、 開基百年を記念した お城のような建物が「鳥取百年館」で、 鳥取城をイメージして建てられた 資料館になっています。
「鳥取百年館」には、 開拓者の遺品や 鳥取市から寄贈された鎧や甲の他に、 旧鳥取藩主池田家に伝わる 家宝など34点が展示されています。
「鳥取神社」を過ぎると 信号の交差点の手前左手にはフェンスの覆われて チップ(木くず)の山が見えてくるのが、 「日本製紙釧路工場」です。
大正9年に富士製紙として始まり、 昭和24年に十条製紙、 平成5年に日本製紙となり、 新聞用紙や印刷紙・ 包装紙などが作られています。
「日本製紙釧路工場」の交差点を
左折して丘橋を渡ると
信号の交差点の先に鉄北大橋があり、
そこを流れる川が新釧路川で、
この交差点を右折してから
次の交差点を左折し釧路大橋を渡ります。
「新釧路川」は元々は 「釧路川」と呼んでいたのですが、 「釧路川」の上流に洪水防止の為に 釧路川を2つに分ける「岩保木水門」があり、 「岩保木水門」より下流の人口河川を「釧路川」、 「幣舞橋」の下を流れる本流を 「旧釧路川」と呼んでいたのですが、 旧と言うのはいかがなものかと、 平成13年に本流を釧路川、 人口河川を新釧路川と 呼び名が変わりました。
釧路大橋を渡り、
そのまま道なりに跨線橋を渡るのですが、
跨線橋から左手下に
「JR北海道釧路運輸車両所」があり、
たまに「くしろ湿原ノロッコ号」が
停まっているのが見えたりします。
釧路和商市場
そしてそのまま進むと左手には
「釧路ガス」の丸いタンクが見えてきて、
次の信号の交差点を釧路駅へと左折すると
左手には以前はアベニュー946だったのですが、
今はベガスベガスと言う
パチンコ店の大き目の建物があります。
その建物を過ぎると右手に
「釧路和商市場」が有るのですが、
駐車場は「釧路和商市場」の道路を挟んで向かいの
ベガスベガスの並びにあるので、
レンタカーや乗用車の場合は、
ベガスベガスを過ぎたら交差点を左折して
右手の駐車場に停めます。
ツアーバスの場合はバス用の駐車場が無い為、 「釧路和商市場」の横に 路上駐車をしてお客さんを降ろしたら、 バスは路上駐車をしている訳にはいかないので、 離れた観光駐車場に回送になり、 バスは出発時間の少し前に、 また路上駐車でお迎えにまいります。
なので、 バスを降りる時はお財布・ 携帯・カメラなどは持って降りないと、 忘れ物をしても バスは「釧路和商市場」には 居ませんので注意して下さい。
以前は「釧路和商市場」の近くの駐車場に
電話連絡をしておけば、
バスを駐車することが出来て、
そこでお客さんも乗り降り出来たのですが、
今は観光バスは駐車場に停められなくなり
締め出されてしまいました。
近くで路上駐車で待っていたバスも
駐車違反で捕まる始末で、
個人的には
「観光のお客さんは欲しいけど、バスは知らない」
と言われているように思えてしまいます。
釧路和商市場には 60店程の魚屋さんの寄り合い店舗で、 「北海道三大市場」の一つで、 他には札幌の二条市場と函館の朝市があります。
戦後にサバやイワシの大漁で湧いた釧路は、 漁船から鮮魚を手に入れ、 リヤカーに山積みにして売り歩く 「リヤカー部隊」と呼ばれる行商が自然に発生して、 昭和29年に組合が出来て、 「和をもって商いをしよう」という意味を込めて 和商市場と名前が付いたようです。
「釧路和商市場」の名物は自分で
勝手気ままに作る丼ぶりの「勝手丼」が有名で、
惣菜屋でご飯を買って、
お好みのお刺身のネタを
市場を周りながら丼ぶりに乗せて作ります。
お刺身のネタは乗せ放題、払い放題になり、
高いネタを乗せれば、それなりに高くなります。
ちなみに「釧路和商市場」の前を
そのまま道なりに進むと左手に「JR釧路駅」で、
釧路駅の前の通りを釧路駅を背中に1キロほど進むと、
「北海道三大名橋」の「幣舞橋」があります。
幣舞橋
幣舞とは、 アイヌ語で「ヌサ・オ・マイ」 神々を祭りたるところと言う意味で、 明治22年に民間の手で有料の愛北橋が誕生し、 明治33年に国が橋の架け替えをして 初代の幣舞橋が誕生しました。
昭和3年に永久橋としてかけられた 四代目の橋が全国的に有名になり、 それから交通量が増えて 昭和51年に五代目の幣舞橋が出来ました。
総工費は23億4千4百万円で、 長さ124メートル、 幅33メートルで、 昭和52年に橋の上に北海道内出身の 彫刻家による4体のブロンズの裸婦像があり、 国内初だそうで、 道東の四季の春、夏、秋、冬の テーマに分かれて作られており、 高さは2メートル15センチで、 1基1千万円もするそうです。
最近では釧路港にも
外国船が入るようになり、
船乗りたちの間で、
この幣舞橋からの夕日が素晴らしいと、
インドネシアのバリ島、
フィリピンのマニラとともに
「世界三大夕日」の一つに讃えられているそうで、
「北海道三大名橋」で「世界三大夕日」の一つなんて、
幣舞橋は凄くないですか?
フィッシャーマンズワーフMOO
幣舞橋を見学したのなら、
幣舞橋のたもとにある
「フィッシャーマンズワーフMOO」も
是非見ておきたい施設で、
平成元年にオープンした都市型観光施設です。
MOOの意味は
マリン・アワー・オアシスの頭文字をとったもので、
釧路の地場産品やお土産コーナーや
釧路名物の「さんまんま」も
1階で売っていて、
二階三階には「港の屋台」や
飲食店が入っています。
5月から10月までは
釧路地方の海の幸や山の幸を
自分たちで焼いて食べられる
「岸壁炉端」が開催されます。
また、
釧路の回転寿司は地元が漁師町なので、
魚の味にうるさい地元の方たちでも
納得できる程の美味しさで、
釧路では回らないお寿司屋さんに行かなくても、
リーズナブルな回転寿司で十分美味しいです。
ツアーバスのお客さんの中には、 和商市場の見学時間にタクシーで 回転寿司に行かれた方も 満足して帰ってきます。
「釧路和商市場」から「たんちょう釧路空港」までの見どころ案内
「釧路和商市場」から
「たんちょう釧路空港」までは
40分程で到着になるのですが、
飛行機の時間に余裕のある方は、
「釧路市丹頂鶴自然公園(鶴公園)」をオススメします。
「釧路市丹頂鶴自然公園」は
「たんちょう釧路空港」の近くで、
「釧路和商市場」からは、
国道38号線を大楽毛方面へと道なりに進み、
阿寒湖温泉に戻るように国道240号線を進むと、
「たんちょう釧路空港」への交差点を過ぎて
更に阿寒湖方面に進むと左手にあります。
釧路市丹頂鶴自然公園
「丹頂鶴自然公園」は昭和33年に開園し、 日本で最初に丹頂鶴の人工ふ化に成功した所で、 昭和63年に「鶴になった男」と言う NHKのドキュメンタリーがテレビで 全国放送されて有名になりました。
「丹頂鶴自然公園」には
レクチャールームや展示室などがあり、
タンチョウを観察したり
写真撮影の出来る施設です。
ちなみに「丹頂鶴自然公園」の近くには
小さなお土産屋さんもあり、
ここのソフトクリームもオススメで、
お客さんを待っている間によく食べています。
※2020年現在営業はしていないようです。
たんちょう釧路空港
「たんちょう釧路空港」は 昭和36年に工費3億5千万円で開港し、 滑走路は2.500メートルで、 釧路特有の濃い霧の中でも安全に着陸出来る、 カテゴリーⅢというシステムが導入されて、 昔に比べるとかなり欠航が無くなりました。
平成8年にはターミナルビルも 約50億円かけて作られ、 建物の一部はタンチョウを イメージして作られています。
ターミナルの玄関前には
タンチョウやアメマスを捕まえたシマフクロウ、
ヒグマやエゾシカのモニュメントがあり、
近づくと鳴き声が鳴り、
北海道最後の記念撮影に最適です。
ツアーバスの場合はターミナル横の
バス専用の駐車場に停めて
お客さんを降ろすので、
ターミナルの入口まで行く途中に
モニュメントがあります。
まとめ
ここまで夏の道東のオススメ
2泊3日の行程を紹介しましたが、
道東だけでもまだまだ
紹介しきれない観光地や景勝地があり、
それはまた別の記事で紹介します。
くどいようですが、 3日目が一番忘れ物やケガが多いので、 くれぐれも家に着くまで気をつけて下さい。
夏の道東2泊3日シリーズは
全部で5記事で構成されていて、
「女満別空港」
~
「知床(ウトロ)」
~
「阿寒湖」
~
「釧路空港」
の旅行日程になっています。
夏の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(女満別空港~さっつる)
夏の道東を2泊3日で観光するモデルコース1日目(札弦~ウトロ)
夏の道東を2泊3日で観光するモデルコース2日目(ウトロ~トドワラ)
夏の道東を2泊3日で観光するモデルコース2日目(トドワラ~阿寒湖)
夏の道東を2泊3日で観光するモデルコース3日目(阿寒湖~たんちょう釧路空港)
また、
北海道旅行の旅行日程を考えている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
網走・北見・紋別地方の
宿泊場所が気になる方は、
道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ
を参考にしてください。
北海道旅行をレンタカーで行くか、
ツアーバスで行くか迷っている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
ご乗車ありがとうございました。