ご乗車ありがとうございます。
北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。
北海道を旅行するならレンタカーがいい!
やっぱり世界自然遺産の「知床」がいい!
どうせなら「ウトロ」よりも
知床半島を挟んで反対側の
「羅臼」に泊まってみたい!
そうなると飛行機で降り立つのは
「女満別空港」かなぁ。
ところで「女満別空港」から
「羅臼」までの道のりで、
どんな景勝地があるんだろう?
どうやって周るのが効率的かなぁ?
そんな方への行程(スケジュール)を
季節や目的別に観光バスの運転手目線で、
モデルコースを提案しますので
参考にしてみて下さい。
また、
飛行機で「女満別空港」に到着する頃には
お昼近くになっていると思いますので、
午後からの半日で周れるように
行程(スケジュール)を組んでいます。
「羅臼」から
次の日に行ける観光地については、
「羅臼」から飛行機で帰る時に
周れる景勝地については、
を参考にしてください。
女満別空港から知床(羅臼)までのモデルコース
「女満別空港」から「知床(羅臼)」までは、
最短ルートでの移動距離は135キロほどで、
車での移動にかかる時間は
2時間15分ほどになります。
知床(羅臼)は
知床半島の南側にあり、
知床半島の北側には
「ウトロ」があります。
どちらかと言うと
「知床」と言えば「ウトロ」の方が有名で、
大きなホテルや施設も充実しています。
ですが、
今回は素通りしてしまいがちな
「羅臼」へのモデルコースになっています。
女満別空港から知床(羅臼)までの定番のモデルコース
女満別空港
~(35分)~
小清水原生花園
~(35分)~
天に続く道
~(25分)~
オシンコシンの滝
~(15分)~
知床自然センター
~(20分)~
知床五湖
~(30分)~
知床峠
~(25分)~
羅臼
移動距離は140キロほどで、
車での移動にかかる時間は
3時間5分ほどになります。
「小清水原生花園」が雨降りの場合は、
「道の駅葉菜野花(はなやか)」か
「ほがじゃ小清水北陽工場」で、
お手洗い休憩を取ると良いでしょう。
「オシンコシンの滝」はチャラセナイ川が
2つに分かれて流れ落ちていたのですが、
何年か前の台風で崩れて
3つに分かれてしまいました。
「オシンコシンの滝」は
観光バスも入れ替わり立ち代わりに
入ってきますので、
駐車場では注意して下さい。
「知床自然センター」では、
以前はダイナビジョンが
15分おきに上映されていました。
今はMEGAスクリーン
「KINETOKO」に代わって、
30分おきに20分の上映になり、
「知床の冒険」と「THE LIMIT」が
交互に上映になります。
正直、まだ新しいMEGAスクリーン
「KINETOKO」は見学してはいないのですが、
以前のダイナビジョンでも十分、
座席のお尻からブルブルくるような迫力だったので、
MEGAスクリーン「KINETOKO」を早く見てみたいです。
「知床五湖」を散策するには2通りあります。
あまり時間の無いバスツアーの場合は、
高架木道を「一湖」まで行って
帰ってくるコースで、
だいたい高架木道の往復が40分です。
その後は「知床五湖フィールドハウス」で
お土産などを見て、
1時間30分の見学時間を取ります。
「知床五湖」については、
の知床五湖を参考にしてください。
「知床峠」については、
また、「ウトロ」から「羅臼」までは、
「ウトロ」周辺の景勝地については、
「小清水原生花園」については、
を参考にしてください。
GWの女満別空港から知床(羅臼)までのモデルコース
北海道のゴールデンウィークは、
雪が溶けてようやくタイヤを、
スタットレスタイヤから
夏タイヤに交換するころになります。
その為、
原生花園などでは
花の時期にはまだ早いので、
「小清水原生花園」ではなく
「ほがじゃ小清水北陽工場」にしています。
女満別空港
~(40)~
ほがじゃ小清水北陽工場
~(30)~
天に続く道
~(25)~
オシンコシンの滝
~(35)~
知床五湖
~(35)~
知床峠
~(30)~
羅臼
移動距離は145キロほどで、
車での移動にかかる時間は
3時間15分ほどになります。
「ほがじゃ小清水北陽工場」は、
元は天文台のある北陽小学校として
使っていた学校です。
廃校になった後に、
福岡の「山口油屋福太郎」が
北海道工場としたもので、
パッケージに大きく
「ほ」と書いてある煎餅です。
以前、
バスツアーの途中で
お客さんの体調が悪くなった時に、
行程には入っていなかったのですが、
急遽「ほがじゃ小清水北陽工場」に立ち寄った時でも、
快く対応して頂いた経験があり、
とても良い印象があります。
基本的に工場見学に立ち寄ることが多く
無料なのですが、
土日祭日と年末年始の
工場見学はしていないようですので、
行程(スケジュール)に入れたい方は
注意して下さい。
土日祭日の場合は、
「ほがじゃ小清水北陽工場」の次の
「天に続く道」までの距離が長いうえに、
「天に続く道」には展望台しか無く
お手洗がありません。
なので、
「浜小清水駅」に併設されている
「道の駅葉菜野花(はなやか)」に立ち寄って、
お手洗いを済ませてから
「天に続く道」へ向かった方が安心です。
「道の駅葉菜野花(はなやか)」か
「ほがじゃ小清水北陽工場」で、
お手洗いを済ませて
「オシンコシンの滝」へと向かっても、
1時間ほどお手洗いには
行けない計算になりますので
注意して下さい。
知床の「ウトロ」と「羅臼」を結ぶ「知床峠」は、
冬の間は通行止めですが、
毎年ゴールデンウィークに
間に合わせるように除雪作業が行われます。
「しゃり」「ウトロ」周辺の景勝地については、
「知床峠」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
春の女満別空港から知床(羅臼)までのモデルコース
「小清水原生花園」の見ごろは、
GW以降から8月ごろまでなのですが、
ゴールデンウィークは
「クロユリ」ぐらいしか咲いておらず、
まだ早いので実質6月からの方が良いです。
ですが、
5月下旬~6月上旬は
芝ざくらが綺麗な時期なので、
「小清水原生花園」に寄らずに
「東藻琴の芝桜公園」に行くのもオススメです。
「小清水原生花園」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
女満別空港
~(35)~
小清水原生花園
~(25)~
斜里町
~(1時間)~
標津サーモン科学館
~(55分)~
羅臼港
~(5分)~
羅臼のお宿
移動距離は160キロほどで、
車での移動にかかる時間は
3時間ほどになります。
「小清水原生花園」から
「標津サーモン科学館」までは、
「根北峠」経由で1時間以上かかります。
「斜里町」に入ると国道244号線沿いに
ローソンやセブンイレブンなどの
コンビニやスーパーがありますので、
そちらでお手洗い休憩をとることを
オススメします。
「標津サーモン科学館」については、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
夏の道東で海上遊覧船と言えば、
知床(ウトロ)の
「知床観光遊覧船おーろら」が有名ですが、
羅臼港から出港する
「ホエールウォッチング」も、
バスツアーの行程に
入っていることが多く人気です。
中でも一番見られる期間が長いのは
「ミンククジラ」で4月〜7月で、
「マッコウクジラ」は6月~9月、
「ツチクジラ」は7月~10月、
「シャチ」は3月~6月に
見られることが多いようです。
羅臼港から出ている「ホエールウォッチング」の
クルーズ船は何社かあります。
ここにクルーズ船の会社名と
電話番号を載せても良いのですが、
1件1件電話で問い合わせて
比較したりするのも手間なので、
また、
「標津サーモン科学館」から
羅臼港にまっすぐ行かずに、
羅臼の街に入ったら
一旦「道の駅 知床・らうす」で、
トイレ休憩をとってから
クルーズ船に乗るのをオススメします。
クルーズ船にもトイレはあるのですが、
揺れたりトイレの数にも限りがあるので、
先にトイレを済ませておいた方が安心です。
「斜里」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
夏の女満別空港から知床(羅臼)までのモデルコース
夏の「女満別空港」から
「知床(羅臼)」までのモデルコースは、
ある意味王道のモデルコースになってしまいます。
女満別空港
~(35分)~
小清水原生花園
~(35分)~
天に続く道
~(25分)~
オシンコシンの滝
~(10分)~
知床観光遊覧船おーろら
~(30分)~
知床五湖
~(35分)~
知床峠
~(30分)~
羅臼
移動距離は140キロほどで、
車での移動にかかる時間は
3時間20分ほどになります。
やはり「知床観光遊覧船おーろら」に
乗るのでしたら、
夏がオススメで、
夏と言っても海上に出ると
肌寒いことが多い北海道なので、
余計に夏がオススメです。
「知床観光遊覧船おーろら」は
冬は網走に戻り、
「網走流氷観光砕氷船おーろら」として
運行している観光船です。
夏の知床(ウトロ)での運行期間は
4月下旬~10月下旬ですが、
秋になると風が強い日が多く
運休になる日が多くなってしまいます。
ですので、
やはり「知床観光船おーろら」に
乗るのでしたら夏がお勧めです。
「小清水原生花園」については、
「ウトロ」周辺については、
を参考にしてください。
秋の女満別空港から知床(羅臼)までのモデルコース
秋も9月に入ると
「小清水原生花園」の花々も終わりなので、
代わりに「道の駅葉菜野花(はなやか)」で
トイレ休憩をとると良いでしょう。
女満別空港
~(35分)~
道の駅葉菜野花(はなやか)
~(35分)~
天に続く道
~(20分)~
遠音別川
~(5分)~
オシンコシンの滝
~(35分)~
知床五湖
~(30分)~
知床峠
~(25分)~
羅臼
移動距離は145キロほどで、
車での移動にかかる時間は
3時間5分ほどになります。
「遠音別川」は河口から
少し上流にサケ・マスふ化場があり、
川幅もそれほど広くないので
サケやカラフトマスが、
川を遡上する姿を肉眼で
まじかで見ることが出来ます。
河口にかかる橋の近くには駐車場もあり、
橋のたもとから少し上流に歩けば
川岸まで降りられる階段もあり、
すぐそこを泳ぐサケやマスを見ることができます。
「斜里」「知床(ウトロ)」周辺の景勝地については、
「知床峠」については、
を参考にしてください。
冬の女満別空港から知床(羅臼)までのモデルコース
冬は「知床峠(知床横断道路)」が
通行止めなので、
半日という時間的に
「ウトロ」へと行く余裕は無いです。
「ウトロ」へと行く場合は
次の日の2日目になります。
また、
夏の間は「知床(ウトロ)」で
「知床観光遊覧船おーろら」として
運行していたおーろら号は、
冬は網走に戻り、
本来の「網走流氷観光砕氷船おーろら」として運行します。
女満別空港
~(30分)~
網走流氷観光砕氷船おーろら
~(15分)~
濤沸湖(白鳥公園)
~(30分)~
道の駅しゃり
~(1時間25分)~
羅臼
移動距離は150キロほどで、
車での移動にかかる時間は
2時間40分ほどになります。
「濤沸湖の白鳥公園」は、
毎年冬になるとシベリアから
オオハクチョウがやってきます。
運が良いと海から逆流した
流氷が濤沸湖に入り込んで、
白鳥と流氷のコラボが見られたりします。
最後の「道の駅しゃり」から「羅臼」までが
1時間25分と長い道のりなのですが、
冬は途中の公衆トイレも閉鎖されていて
お手洗いがありません。
「羅臼」の町の10分ほど手前に
「セイコーマート」と言う
コンビニがある程度になってしまいます。
なので、「道の駅しゃり」か
斜里の町のコンビニやスーパーで
しっかりお手洗いを済ませてから出発して下さい。
また、
夏は「ホエールウオッチング」で賑わう「羅臼」ですが、
冬は「流氷・バードウオッチング」もあります。
以前お客さんと一緒に乗ってみたのですが、
流氷の上にカレイなどの魚のエサをばらまいて、
「オオワシ」や「オジロワシ」を
おびき寄せて見学するというものでした。
「オオワシ」「オジロワシ」と一緒に
カラスも集まってきてしまいます。
ですが、
雪山になった「羅臼岳」をバックに
流氷が見られたりします。
正直、
船は苦手なので嫌だったのですが、
バスガイドさんに無理やり連れて来られたのだけど、
めったに近くで見ることが出来ない
「オオワシ」や「オジロワシ」も見られたし、
何より陸地からは絶対に
見られない景色に感動してしまいました。
「女満別空港」から初日に「羅臼」に来て
「流氷・バードウォッチング」は、
時間的にキツイかもしれませんが、
次の日の2日目の行程(スケジュール)に
入れてみてはいかがでしょう。
「網走流氷観光砕氷船おーろら」や
「網走」周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
女満別空港から知床(羅臼)までの北海道らしい景色のモデルコース
北海道の東側(道東)は、
観光施設よりも景色の方がメインだと思いますし、
雨降りじゃなく天気が良ければ
是非、見てもらいたいのも景色です。
番外編として
「女満別空港」から「知床(羅臼)」までの、
北海道らしい景色を見るモデルコースですが、
冬は「神の子池」と「裏摩周展望台」は
除雪されておらず、
通行止めなので冬以外が対象になります。
女満別空港
~(55)~
道の駅パパスランドさっつる
~(30)~
神の子池
~(25)~
裏摩周展望台
~(40)~
開陽台
~(1時間5分)~
羅臼
移動距離は180キロほどで、
車での移動にかかる時間は
3時間35分ほどになります。
「神の子池」にはトイレは一応あるのですが、
とても美しくないお手洗いなので、
緊急事態以外ではオススメできません。
なので
必ず「道の駅パパスランドさっつる」に寄って、
お手洗いを済ませてから
「神の子池」へと向かってください。
また、
「神の子池」は木々がうっそうと茂った
山の中にあるので、
蚊やアブなどの虫が多いので、
虫よけスプレー必携です。
「裏摩周展望台」は
「摩周湖第一展望台」の反対側になる展望台で、
「摩周湖第一展望台」に比べると、
かなり訪れるお客さんの数は少ないです。
「裏摩周展望台」には
ちゃんとした公衆トイレもあるので、
「神の子池」で我慢した方は
安心してお手洗いを済ませられます。
「開陽台」は標高は270mと
それほど高いとは言えないのですが、
「330度の大パノラマ」が
キャッチフレーズになっていて、
本当に地球の丸さを感じられる
北海道らしい景色だと思います。
また、
「開陽台」へは入り口と出口があり、
ほぼ一方通行になっているので、
入り口を間違えないように気を付けて下さい。
「開陽台」の展望台の1階には
「カフェ・カイヨウダイ」が入っていて、
ここのソフトクリームにはハチミツがかけられた
「しあわせのはちみつソフト」があり、
毎回お客さんも美味しいと言いながら食べています。
「神の子池」「裏摩周展望台」については、
を参考にしてください。
まとめ
女満別空港
~(35分)~
小清水原生花園
~(35分)~
天に続く道
~(25分)~
オシンコシンの滝
~(15分)~
知床自然センター
~(20分)~
知床五湖
~(30分)~
知床峠
~(25分)~
羅臼
女満別空港
~(40分)~
ほがじゃ小清水北陽工場
~(30分)~
天に続く道
~(25分)~
オシンコシンの滝
~(35分)~
知床五湖
~(35分)~
知床峠
~(30分)~
羅臼
女満別空港
~(35分)~
小清水原生花園
~(25分)~
斜里町
~(1時間)~
標津サーモン科学館
~(55分)~
羅臼港
~(5分)~
羅臼のお宿
女満別空港
~(35分)~
小清水原生花園
~(35分)~
天に続く道
~(25分)~
オシンコシンの滝
~(10分)~
知床観光遊覧船おーろら
~(30分)~
知床五湖
~(35分)~
知床峠
~(30分)~
羅臼
女満別空港
~(35分)~
道の駅葉菜野花(はなやか)
~(35分)~
天に続く道
~(20分)~
遠音別川
~(5分)~
オシンコシンの滝
~(35分)~
知床五湖
~(30分)~
知床峠
~(25分)~
羅臼
女満別空港
~(30分)~
網走流氷観光砕氷船おーろら
~(15分)~
濤沸湖(白鳥公園)
~(30分)~
道の駅しゃり
~(1時間25分)~
羅臼
女満別空港
~(55分)~
道の駅パパスランドさっつる
~(30分)~
神の子池
~(25分)~
裏摩周展望台
~(40分)~
開陽台
~(1時間5分)~
羅臼
以上
7つのモデルコースを
紹介してみましたので、
北海道旅行の計画を立てる時の
参考にして頂けたら幸いです。
途中の景勝地で、
網走周辺の景勝地については、
「斜里・ウトロ」周辺の景勝地については、
摩周湖周辺の景勝地については、
を参考にしてください。
ちなみに
「知床(羅臼)」で観光バスが
お客さんを連れて行く大き目のホテルは、
- 「羅臼の宿まるみ」
「羅臼」の町から
7キロほど手前の八木浜にある
- 「陶灯りの宿らうす第一ホテル」
- 「ホテル峯の湯」
「羅臼」の町から「知床峠」の方へ
5分ほど進んだ所にある
が多いです。
「羅臼」から次の日に行ける観光地については、
「羅臼」から飛行機で帰る時に周れる景勝地については、
を参考にしてください。
また、
「羅臼」以外にも
他の観光地の宿泊場所を検討してみたい方は、
で紹介していますので参考にしてみて下さい。
北海道旅行の旅行日程を考えている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
網走・北見・紋別地方の
宿泊場所が気になる方は、
道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ
を参考にしてください。
北海道旅行をレンタカーで行くか、
ツアーバスで行くか迷っている方は、
で、紹介していますので参考にしてみて下さい。
本日もご乗車ありがとうございました。