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ご乗車ありがとうございます。

 

運転手運転手

北海道で観光バスの運転手をしているやまやまです。

 

「池の湯」は他の「屈斜路コタン」や

「和琴半島」とは違い、

売店やキャンプ場がある訳でもなく、

穴場的な場所にひっそりと

露天風呂があると言うイメージで、

あまり賑やかな所が苦手な方には

ピッタリな場所だと思います。

 

 

白鳥もその時の天候などにもよりますが、

湯舟の中にまで入ってきて、

白鳥に露天風呂が

占領されている事もあるほどですが、

大抵の場合は露天風呂の

排水が流れ込んでいる湖に居ます。

 

池の湯の露天風呂(2020年に改装したばかり)

池の湯

 

 

池の湯は以前は他の屈斜路コタンや

和琴半島の露天風呂に比べても、

一番大きな露天風呂でだったのですが、

湯舟が大きすぎてぬるいうえに

排水がうまく流れず、

大量の藻がビッシリと発生していて、

池の湯の露天風呂に入る方は

ほとんど居ませんでした。

 

 

イメージ的には「イッテQ」で

宮川大輔が流れのない水に落ちて、

「この水死んでる!」

と言っているような感じです。

 

 

昔はぬる過ぎてテラピアという魚が

大量に発生したこともあったそうです。

 

 

ですが、

2020年に大きな湯舟を大幅に縮小して、

湯舟を約半分ほどにしたおかげで、

湯舟の底の岩盤の下から

湧き出る温泉の量に対して、

湯舟が小さくなったことで、

湯舟の温泉の温度も上がり、

排水の流れも出来たので、

大量に発生していた藻もかなり減りました。

 

 

池の湯の湯舟の排水

 

運転手運転手

以前は藻がツルツルと滑って、

湯舟に入る時も足を滑らせて

ケガをしそうだったのですが、

今は温泉の温度も上がり、

以前よりは快適に入ることが出来ます。

 

池の湯の湯舟の藻

 

 

↓写真の右側の砂利の部分が今回、

湯舟を狭くするために埋め立てた箇所になります。

 

 

池の湯の半分埋め立てた湯舟

 

 

川湯・弟子屈・屈斜路湖周辺のホテルと宿泊プランの詳細をJTBで見てみる。 

 

池の湯の露天風呂へのアクセス

池の湯は他の屈斜路コタンや和琴半島とは違い、

入り口も分かりずらく、

訪れる方も露天風呂に入りに来る方よりも、

魚釣りに来る方の方が多い場所です。

 

 

ですが、カーナビやグーグルマップで

屈斜路湖とだけ入力すると、

かなりの確率で池の湯までの

道のりが案内されます。

 

 

また、JRと路線バスでのアクセスは、

池の湯の場合は近くに路線バスの停留所も無いので、

レンタカーや乗用車でのアクセスになります。

 

レンタカーでの池の湯の露天風呂へのアクセス

また、たんちょう釧路空港や女満別空港から、

レンタカーでの国道243号線までの道のりは、

冬の屈斜路湖で白鳥を見ながら入れる露天風呂3選(コタン温泉編)

で紹介していますので参考にして下さい。

 

 

国道243号線からのアクセス

なので、

ここからは国道243号線から道道52号線に入り、

屈斜路コタンを過ぎて、

川湯温泉方面へと進んできた所から説明します。

 

 

 

 

まず、屈斜路コタンを過ぎると

道は林の中の登り坂になり、

丘を一つ越えて下り坂を下りきる直前に、

それまでは林の中を走っていたのが、

右側が開けて、

以前いなせレジャーランドと言う

施設だった跡が見えてきます。

 

 

池の湯の入り口

 

 

それと同時に左手には、標識も何も無くて、

とっても分かりづらいのですが、

林の中へと入る道が一本ありますので、

それが池の湯への入り口になります。↓

 

 

池の湯の入り口02

 

川湯温泉・砂湯方面からのアクセス

川湯温泉からですと、

 

 

 

 

仁伏・砂湯・と通過すると直線道路が続き、

直線道路が終わる辺りの左側に

池の湯の標識があります。

 

 

池の湯の入り口の看板

 

 

池の湯の標識の辺りで右を見ると、

いぜん営業していた屈斜路湖の

遊覧船乗り場があり、

 

 

屈斜路湖の遊覧船乗り場

 

 

遊覧船乗り場を過ぎた辺りの右手には、

夏なら池の湯の露天風呂への砂利道があるのですが、

冬は除雪もされてなく雪に埋もれて通れません。

 

 

池の湯の入り口03

 

 

なのでそのまま少し進むと、

唯一、右に入れる道があるので、

それが冬の池の湯の露天風呂へと通じる道になります。

 

 

国道243号線からでも、砂湯方面からでも、

道道52号線から脇道に入ると、

いきなり下り坂で左手には

廃車のバスが放置されているのが見えます。

 

 

池の湯の入り口に放置されている廃車バス

 

 

そのまま道なりに進むと、

営業していない旅館があり、

 

 

池の湯の近くの旅館

 

 

さらに進むと広い駐車場に突き当り、

池の湯の露天風呂に到着になります。

 

 

池の湯の駐車場

 

 

道道52号線から入ると、

夏なら車が通れる砂利道が何本かあるのですが、

冬だと除雪の関係なのか、

道なりに進むと必然的に

池の湯の露天風呂に辿り着きます。

 

 

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池の湯の露天風呂の脱衣所

池の湯の露天風呂にも男女別に脱衣所があります。

 

 

池の湯の脱衣所

 

 

湯舟を半分ほど埋め立てる以前は、

もっと脱衣所と湯舟は近かったのですが、

湯舟を埋め立てた分だけ遠くなってしまいました。

 

 

とは言っても、ぜんぜん近くて、

湯舟に入るまでに凍えて

我慢できない程の距離ではないのですが。

 

 

池の湯の脱衣所と湯舟

 

 

脱衣所の中には、ちゃんと棚があり、

脱衣かごも一応あります。

 

 

池の湯の脱衣所の中

 

 

脱衣所の中の上を見上げると、

いちおう電気は付いていますが、

夜になって点くのかは、

夜に行ったことがないので不明です。

 

 

池の湯の脱衣所の天井の電気

 

 

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池の湯の露天風呂入浴の注意事項

 

池の湯の入浴の注意事項の看板

 

池の湯の湯舟の近くには

露天風呂に入る際の注意事項が書かれた看板もあります。

 

 

  • 男女混浴ですが水着直用が可能です。
  • 石鹸・シャンプー等の使用は禁止です。
  • 滑りやすいので足元に十分注意してください。
  • この温泉は飲用の許可を取得していないので飲まないでください。
  • 飲酒して露天風呂に入ることは大変危険です。絶対にしないでください。
  • このエリアは禁煙です。
  • ゴミはお持ち帰り下さい。
  • 尚、当施設の利用に際しての事故等については、一切責任を負いません。

 

となっています。

 

 

池の湯のヒグマ出没注意の看板

 

 

他には熊も出没することがあるようで、

野営が禁止されているので、

夜の入浴は避けた方が良さそうです。

 

 

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池の湯プチ情報

ちなみに、2020年の2月は暖冬で、

屈斜路湖の表面は砂湯より

和琴半島側の西側半分しか凍らず、

美幌峠から見ても半分は水面が出ていました。

 

 

本当でしたら、

砂湯の少し東側辺りで

毎年「御神渡り」(おみわたり)と言う、

湖に張った氷が収縮と膨張を繰り返して、

お饅頭からあんこがはみ出すように

結氷した氷が盛り上がって、

岸から中の島に向かって延びるのですが、

2020年は暖冬で砂湯辺りの水面が凍らず、

「御神渡り」は無いと思っていたのですが、

池の湯の露天風呂の岸際に

「阿寒摩周国立公園」の標識があり、

 

 

池の湯の看板

 

 

その奥へと歩いて行くと小さな小川が流れていて、

その先に小さいですが、「御神渡り」が出来ていました。↓

 

 

御神渡り

 

 

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まとめ

 

 

白鳥出現率

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★★

 

 

白鳥も野生動物なので、

必ず見られるものではないのですが、

だいたい冬の時期には、

どれかの露天風呂の近くには居ますので、

一カ所だけ見てダメでも諦めずに

次の露天風呂に行ってみて下さい。

 

 

人気度

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★

 

 

人気度が高いと言うことは、

それだけ訪れる方が多いと言うことです。

 

 

湯舟の温度管理

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★

 

 

池の湯だけは排水の量で

湯温を調整などをしていないので、

基本的に湯舟の底の

岩盤から湧き出る温泉任せです。

 

 

脱衣所から湯舟までの距離

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★★★

 

 

混浴度

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★★★★★

 

 

いずれも基本的に同じ湯舟なのですが、

屈斜路コタンの露天風呂だけは、

男湯と女湯を行き来はできますが、

一応申し訳程度に

男湯と女湯を大きな岩で仕切ってはいます。

 

絶景度

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★★★★★

 

 

湯舟の大きさ

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★★★★★

 

 

浴槽のキレイさ

 

  • 屈斜路コタンの露天風呂・★★★★★
  • 和琴半島の露天風呂・・・★★★★
  • 池の湯の露天風呂・・・・★★

 

 

以上、独断と偏見で、

屈斜路コタン・和琴半島・池の湯で

比較して★で表現してみましたので、

参考にしてみて下さい。

 

 

川湯・弟子屈・屈斜路湖周辺のホテルと宿泊プランの詳細をJTBで見てみる。 

 

 

また、屈斜路湖周辺の景勝地については、

道東の観光【阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖周辺】の景勝地

を参考にしてください。

 

 

また、北海道旅行の旅行日程を考えている方は、

北海道旅行の行程(スケジュール・日程)を作る時の注意点

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

 

網走・北見・紋別地方の宿泊場所が気になる方は、

道東(オホーツク海側)を観光する時に泊まる宿を決めかねている方へ

を参考にしてください。

 

 

北海道旅行をレンタカーで行くか、

ツアーバスで行くか迷っている方は、

北海道旅行はツアーバスとレンタカー、どっちがオススメ?

で、紹介していますので参考にしてみて下さい。

 

運転手運転手

北海道旅行の計画をたてる時の参考にして頂けたら幸いです。

 

バス乗務員バス乗務員

本日もご乗車ありがとうございました。